家計簿・家計管理

災害が起きる前に確かめておきたいお金に関する備え

地震や津波、台風などの自然災害を予測することはできません。しかし、日ごろから災害への備えをしておくことで、万が一ときでも慌てず行動できます。今回は、災害が起きる前に確かめておきたいお金に関する備えのポイントを3つ紹介します。

舟本 美子

執筆者:舟本 美子

おひとりさまのお金・ペットのお金ガイド

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地震や津波、台風などの自然災害を予測することはできません。しかし、日ごろから災害への備えをしておくことで、万が一ときでも慌てず行動できます。

今回は、災害が起きる前に確かめておきたいお金に関する備えのポイントを3つ紹介します。
災害が起きる前に確かめておきたい備えとは?

災害が起きる前に確かめておきたい備えとは?

災害が起きる前に確かめておきたいお金の備え1:現金(小銭)が準備されているか?

電子マネーなどでのキャッシュレス決済は、ATMにわざわざお金を引き出しに行く必要がなかったり、最近は利用できる窓口が増えていたりするため、利用者が増えています。このことから、現金をほとんど持ち歩かず、専らキャッシュレス決済を利用しているという方がいるかもしれません。

しかし、災害時、停電や通信障害によりキャッシュレス決済が使えなくなる可能性があります。ATMでも現金を引き出せなくなるでしょう。そのため手元に現金ないばかりに、身動きが取れないということが起こるかもしれません。

そんなとき、1万~2万円ほどの現金を準備しておくと安心です。現金は、店側のお釣りの準備がなくてもいいよう、千円札や小銭(100円・500円)などにしておくとなおよいでしょう。
 

災害が起きる前に確かめておきたいお金の備え2:少なくとも1週間分の飲物・食物が備蓄されているか?

災害時は、物資の配達遅延が起こったり、買い占めがあったりして、通常のように食材を調達することが困難となる可能性があります。

農林水産省のホームページでは、水を含む非常食を、少なくとも3日分、できれば1週間分くらいを備えておくことが推奨されています。

家族全員が3日~1週間ほど暮らせる「3食×3~7日分×家族の人数」は、家族の人数によってはそれなりのボリュームになります。一度にすべて備えるとなれば、家計費の負担が大きくなってしまいますので、計画的に備えるようにしましょう。

飲み物、食材以外にも、救急用品、非常時のトイレ、軍手、ラジオ、懐中電灯、乾電池や充電器なども準備しましょう。

災害が起きる前に確かめておきたいお金の備え3:損害保険(地震保険や火災保険)の補償内容を確認したか?

万が一被災したときを考え、損害保険(地震保険や火災保険)の補償内容を確認しておきましょう。

地震に遭い被災したときを補償するのは地震保険です。また、台風や水害などで建物に損害を被ったときを補償するのは火災保険です。お住まいの地域は、どのような災害のリスクが高いのかを自治体が公表しているハザードマップで確認して、補償内容が相応かどうかチェックしておきましょう。

まとめ

災害はいつ起こるかわかりません。しかし、日ごろから災害に備えることはできます。まとめて備えようとすると労力やお金がかかり大変です。普段からコツコツ準備しておくようにしましょう。
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