2024年の金運がアップする「風水大掃除」のコツ！運気を逃してしまうNG習慣に要注意

2024年の干支は「甲辰（きのえ・たつ）」です。一般的に「干支」というと「十二支（子、丑、寅、卯、辰、巳、午、未、申、酉、戌、亥）」だけが思い浮かびますが、「十干（甲、乙、丙、丁、戊、己、庚、辛、壬、癸）」と「十二支」を組み合わせたものをいいます。組み合わせは60通り、だから60歳を「還暦」というのです。

この「甲辰」の年は、これまで頑張ってきたことに光が射し、成長が期待できる年になるとのこと。でも、金運を上げるためには、ちょっとしたコツが必要になりそうです。

「風水」や「干支」は幸せに暮らすための道しるべ

実は、風水も干支も「陰陽五行説」という中国の古い思想から生まれたもの。人が幸せに暮らすための「道しるべ」として、古来より様々な用途に使われてきました。

風水で金運を呼び込むために、「甲辰」の年だからこそやっておきたい大掃除の重点箇所と、更なる金運アップを目指すインテリアのプチ模様変えをご紹介しましょう。

2024年の特徴は？「健康運」が強い年

2024年の「甲辰」は、自然の変化や関係性を木・火・土・金・水の5つの要素で分類する「陰陽五行説」でいうところの「木の運気」がとても強く健康運が良い年。ですが、健康運が強すぎて、油断すると金運を逃してしまう可能性もあるのだとか。

金運を呼び込む「金の運気」とは？

金運を呼び込んでくれるのは「金の運気」です。2024年は「金の運気」を上げることを意識して。「金の運気」に属するものは、色は白、方位は西など。

暮らしの中に取り込んで、金運アップを目指しましょう。

金運を取り込む下準備1. 「玄関」の重点掃除

まずは、よい金運を取り込むための下準備から。全ての運気は玄関より入るとされ、また風水では汚れやよどみを嫌います。

玄関ホールや廊下の白い壁や床の白いタイルは、「金の運気」を取り込みやすいインテリアですが、汚れていると逆に悪い金運を呼び込んでしまいかねません。

玄関まわりの白い壁や床のタイルは、汚れを取って元の白さを蘇らせるよう、重点的に掃除をしましょう。特にスイッチ周りは、手垢で黒ずんでいることが多いもの。ビニールクロスなら、中性洗剤を少し溶かした水を雑巾に含ませ、硬く絞ってから拭き上げましょう。

また避けたいのが靴の出しっ放しです。明日もまた履くからと、脱いだままにしておくのはNG。まさに「おあし（古い言葉でお金のこと）」が逃げてしまいかねません。靴の汚れは落とし、毎日整理整頓をする習慣をつけておきましょう。

金運を取り込む下準備2. 「西向きの部屋」の重点掃除

西も「金の運気」に属する方位ですから、西向きの部屋や壁面も普段よりていねいに掃除を。

ちなみに「金の運気」に属するものには、他に「白竜」「桃」「馬」などもあります。

金運アップの風水の定番といえば、西に黄色ですが、2024年の十二支は「辰」。干支の置物を兼ねて、白い龍の小物を西向きに飾るのも、金運アップの効果が期待できそうです。

金運がさらにアップ！ インテリアの「白色の分量を増やす」

大掃除で良金運を取り込む準備ができたら、インテリアを整えて更なる金運アップを目指しましょう。

風水インテリアで重要になるのは、「木・火・土・金・水」の5種類のバランスが整っていること。ただし2024年は、特に「木の運気」が強すぎるため、良金運を得るためには「金の運気」を補強する必要があります。

おすすめは、インテリアの白色のバランスを増やすこと。人気の北欧インテリアや、日本と北欧のミックススタイルのジャパンディ、ナチュラルモダンなど、どんなインテリアにも白色はよく似合い、空間をより清潔で整った印象にしてくれます。

お勧めは白いクッションや、白いラグを取り入れること。冬は柔らかいウールやふわふわの手触りの素材を選べば、寒い日も暖かく過ごせることでしょう。

暖かくなってきたら、素材を変えて。白いリネンや綿製品に着替えることで、さらさらと気持ちよく過ごせます。クッションカバーや小さなラグなら模様替えも簡単、収納にも場所を取りません。

まとめ

2024年の「甲辰」は、玄関の白い壁と西向きを徹底掃除、そしてインテリアに白色を取り入れるプチ模様替えで、金運アップを目指してみてくださいね。

＜風水監修＞村上瑞祥