「幸せになること」を目的にしたら、縁を切った方がいい相手は自然と見えてくる
縁を切るべき相手1:だます人、もしくは、言葉と行動が一致していない人
罪悪感なく人をだませる人は、残念ながら存在します。そういう人は、話し上手で人当たりもよく、憎めないキャラクターであることも多いので、注意が必要です。相手をだまし、うまく逃げてこられたから、反省することなくここまで来てしまっている人もいるでしょう。
「だます」といっても、お金をだまし取る、罠に陥れるといった分かりやすい被害を与えるとは限りません。
例えば、「いずれパートナーと別れて、あなたと結婚したい」と言っているだけの既婚者、「いつかお金持ちになったら、あなたを旅行に連れて行ってあげたい」と言って、口先だけで相手を喜ばせる人なども含みます。
甘い言葉についうれしくなってしまう人ほど、だまされやすいのでご注意を。付き合う相手に対しては「言葉と行動が一致しているのか」をきちんと見た方がいいし、一致していない相手とは、距離をあけた方がいいでしょう。
縁を切るべき相手2:悪い影響を与える人
付き合う相手からの影響は、意外と大きいもの。例えば、仲のいい友達がすすめてくれた商品は「自分も使ってみよう」と思うことも多いし、ちょっと危ないことでも、友達が「大丈夫だよ」と言ってくれたら、平気だと思えてしまうことだってあります。ママ友同士でアリバイを作って、不倫を重ねるなんてケースもありますしね。特に、恋愛関係となると、影響はさらに大きくなりがち。例えば、パートナーがネガティブな思想を持っていると、だんだん自分も似たような考えを持つようになってしまうところもあります。だから、「誰と付き合うか」「誰と付き合わないのか」というのは、とても大事なことなのです。
「類は友を呼ぶ」とは言いますが、人には多面性があります。いい面もあれば、悪い面もあるのです。いい面で似た者同士の場合は、一緒にいることで向上し合えることが多いのですが、悪い面の方で結び付く相手の場合は、過ごす時間が長くなればなるほど、共に堕落していく傾向があります。
もし、「この人と関わってから、自分の魅力が損なわれてしまった(自分のことを好きではなくなった)」と感じる場合は、距離をあけた方がいいです。離れてみることで、「いかに悪い影響を与え合っていたか」に、気づくことも少なくないでしょう。
縁を切るべき相手3:一緒にいると不幸になる人
関わると不愉快な気持ちになる相手に対しては、自然と自ら縁を切るものですが、年末にわざわざ「縁を切ったほうがいいかもしれない」と思うような相手は、意外と一緒にいると楽しい人が多いもの。だからこそ、関係を続けようかどうかと迷うわけですしね。極端な話、「愛情があっても、離れたほうがいい相手」はいます。例えば、身内がお金にだらしなく、無駄遣いをしては借金を作り、自分にも迷惑がかかりそうなとき。血縁関係があっても、距離を空けたほうがいいことはあります(少なくとも、お金を返す能力がない人の連帯保証人になんてなってはいけません)。
誰もがみな、自分がやった行いは、自分で責任をとる必要があります。それを、相手の代わりに自分が請け負う必要はないし、それは相手のためにもなりません。自分で責任を負わなくてはいけない状況になるから、「反省する機会」も与えられるわけですしね。
私たちが目指した方がいいのは、「幸せになること」です。その確固たる目的をきちんと見据えることができたら、今、縁を切った方がいい相手は自然と見えてくることでしょう。目先の欲望に振り回されていては、幸せになれません。
「だます人、もしくは、言葉と行動が一致していない人」「悪い影響を与える人」「一緒にいると不幸になる人」が周りにいる人は、年内中に距離を空けてみてはいかがでしょうか。