昨今は、飲食業界の人手不足に加えて、働き方改革による残業時間減少で、手間暇がかかるクリスマスケーキは数量限定発売が珍しくない、という状況も影響しているようです。
今年は12月23日(土)、24日(日)、25日(月)というカレンダーなので、クリスマスケーキが必要になる機会もたくさんありそうですよね。そこで、今からの予約でも間に合う、超人気店のクリスマスケーキやスイーツをご紹介します。
パーク ハイアット 東京の「ブッシュ オクシタニー」
まず1つ目は、「パーク ハイアット 東京」の「ブッシュ オクシタニー」(18cm/税込6800円)です。2023年の新作クリスマスケーキには、3種類のブッシュ・ド・ノエルがありますが、その中でも、栗好きな筆者いちおしなのが、栗×カシスの「ブッシュ オクシタニー」です。
食べ応えのあるベースの生地にも栗が使われていますが、さらに栗のムースで、酸味が効いているカシスとブルーベリーのゼリーを包んでいます。
そこにチョコレートやアールグレイも重ねられ、栗の甘さと果実の酸味を見事にまとめているところは「さすが!」のひと言です。
ほか2種類のブッシュ・ド・ノエルも捨てがたい!
あまおう苺をたっぷり使った「ブッシュ アマヒティ」(18cm/税込6200円)や、濃厚なチョコレートを楽しめる「ブッシュ ナチュラ」(24cm/税込7200円)も捨てがたいところ。気になる方はこちらもぜひ!
なお同ホテルは、2024年5月7日のチェックアウト後より約1年間営業を休止して施設と設備の改修工事を実施し、再オープンは2025年春頃の予定。ですので、改装前ラストとなるクリスマスケーキは、ぜひとも食べておきたいところ。
エグゼクティブ ペストリーシェフのジュリアン・ペリネ氏の、スタイリッシュなのに温かみを感じられる品々は、本当にどれも魅力的です。
<DATA>
パーク ハイアット 東京
東京都新宿区西新宿3-7-1-2
TEL:03-5322-1234
ザ・キャピトルホテル 東急の「シュトーレン」
2つ目は、「ザ・キャピトルホテル 東急」の「シュトーレン」(17cm/税込4752円)です。
2009年「ジャパンケーキショー トップオブパティシエ」優勝など、数々のコンテストで優秀な成績を収める安里哲也シェフパティシエが手がける、同ホテルのクリスマスケーキは毎年大人気。今年も10月16日の予約開始直後にほとんどのケーキが限定数に達して、完売となってしまいました。
そこでご紹介したいのが、今からでも間に合う「シュトーレン」です。「ラムの貴婦人」といわれるネグリタラムやブランデーに1年以上漬け込んだレーズンとミックスフルーツがたっぷり! しっとりと焼き上げたあと、澄ましバターに浸して香り高いバニラシュガーでコーティングし、4カ月以上熟成させる製法も、おいしさの秘密。
シュトーレンをいろいろと食べたことがある方にこそ、味わっていただきたい、かなり贅沢な味わいです。シュトーレンは12月1日から予約分を店頭で受け取れます。ヨーロッパの習慣のように、クリスマスまでシュトーレンを薄くスライスし、毎日少しずつ食べていくのも楽しいですね。
<DATA>
ザ・キャピトルホテル 東急
東京都千代田区永田町2-10-3
TEL:03-3503-0208
シャングリ・ラ 東京の「プレミア メロン ショートケーキ」
そして3つ目は、「シャングリ・ラ 東京」の「プレミア メロン ショートケーキ」(18cm/税込2万円/10個限定)です。
クリスマスにメロンは珍しいのですが、同ホテルで大人気なのが、フレッシュメロンのジュースやかき氷。そこでクリスマスケーキにも、豪華な2段のメロンショートケーキが初登場です。
ただメロンをたっぷり使うだけでなく、レモンハニーゼリーや白スグリ、エディブルフラワーが加わることで、メロンの味わいをより引き立てています。トップに飾っているのはハチドリ。ブランドのキャンペーンで、シャングリ・ラのシェフが提供する美食体験や食を追求するゲストを象徴したものです。
2万円というお値段で10個限定というとハードルが高そうですが、2段になっていてメロンもたっぷり使っているので、8人くらいでシェアしても満足感がある、意外とお値打ちな新作でもあります。
<DATA>
シャングリ・ラ 東京
東京都千代田区丸の内1-8-3 丸の内トラストタワー本館
TEL:03-6739-7888
いかがでしたでしょうか? シチュエーションに合わせて、とっておきのケーキやスイーツをお早目に予約してくださいね。
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