ヤフオク!で値下げ交渉する方法&マナー、金額の決め方を解説
それぞれメリット/デメリットがありますが、フリマアプリとネットオークションを使い分ける際に気になることのひとつが、値下げ交渉です。この記事では、Yahoo!オークションで値下げ交渉をする方法や注意しておきたいマナーについて解説します。
Yahoo!オークションの「値下げ交渉機能」は終了
以前Yahoo!オークションには、「値下げ交渉」機能がありました。出品者が設定するかどうかを選択でき、設定されていればユーザーはシステム上で値下げ交渉ができていました。しかし同機能は2021年7月に終了しています。それ以降、Yahoo!オークションには、公式な値下げ交渉の機能はリリースされていません。ということは公式ルールでの値下げ交渉は現状難しいことになります。しかしフリマアプリでは値下げ交渉は頻繁に行われていますし、Yahoo!オークションでも値下げ交渉をしたいと思うものです。
Yahoo!オークションで値下げ交渉をする方法
では、どうやって交渉するのかというと、商品ページの「質問する」から問い合わせをします。 すると出品者にコメントができるページがありますので、ここで交渉を行うことになります。出品者への「質問する」での交渉のポイント
「質問する」は、出品者に商品について聞くことができるたった1つの窓口です。値下げ交渉もここから行うことになります。値下げ交渉をする際には、注意点もあります。■Yahoo!オークションでは値下げ交渉はそれほどメジャーではない
もともとYahoo!オークションでは、ユーザー同士の直接的な値下げ交渉は行われていませんでした。オークションは基本的には値段が上がっていく仕組みを取っているためです。しかし定額出品ができるようになり、フリマアプリのような感覚で利用できるようになってきたことで、値下げ交渉が受け入れられる雰囲気ができてきたと筆者は考えています。
ただしYahoo!オークションでの値下げ交渉は、フリマアプリほど活発ではありません。値下げ交渉を受け入れない出品者も多くいることでしょう。値下げ交渉をしたいユーザーは、そのことを踏まえて値下げ交渉をすることになります。
出品者の中には、プロフィールに「値下げ不可」と記載している場合もあります。このような出品者への交渉はNGです。
■入札があると値下げは受け入れてもらえないと思った方がいい
すでに入札がある場合、値下げ交渉をしても断られると思っていいでしょう。理由は、出品者にメリットがないからです。入札があるということは、少なくともその金額で落札されるということです。わざわざ値段を下げて売るはずはありません。
仮に値下げ交渉を受ける場合、いったん出品を取り消すことになります。入札があると、手数料がかかってしまうのです。手数料を払った上に値段を下げるのは、よほどのことがない限り難しいと考えられます。
■大幅な値下げは失礼にあたる
出品者が値下げ不可としていない、そして入札もない場合には、値下げ交渉を受け付けてくれる可能性があります。その場合には、フリマアプリと同じように丁寧な言葉遣いを心がけましょう。これが最低限のマナーになります。
出品者が怒らない金額を提示する。値下げの幅は1割程度がおすすめ
特に金額に関しては、慎重に考えましょう。フリマアプリでも言えることですが、大幅な値下げを依頼すると、出品者は不快な気分になります。値下げ幅は1割程度を目安にするといいでしょう。フリマアプリでの相場も確認しておきたいところですが、フリマアプリと異なるのは、Yahoo!オークションは送料を落札者が負担するケースが多いこと。送料分も含めて金額を考えていきましょう。
Yahoo!オークションでは、公式な値下げ交渉の機能はありません。しかし値下げ交渉はフリマアプリでも頻繁に行われていることなので、Yahoo!オークションでも今後同じような流れになるのでは、と筆者は考えています。
2021年の発表では、値下げに関して出品中に価格を変更できる機能を提供予定としていますが、2023年11月時点では、その機能はありません。今後に期待したいところです。