資産運用

NISA口座の金融機関を変更する場合、注意点などはありますか?

2024年からスタートする新NISA制度。現行NISAとの違いや新NISAをどう活用するとよいかなど、みなさんから寄せられた新NISAに関するさまざまな疑問に、ファイナンシャルプランナーの深野康彦さんが答えてくださいました。今回はNISA口座の金融機関を変更する場合の注意点についてです。

執筆者:All About 編集部

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みなさんから寄せられた新NISAに関するさまざまな疑問に、ファイナンシャルプランナーの深野康彦さんが回答してくださいました。今回は、NISA口座の金融機関を変更する場合の注意点についてです。
 

Q. NISA口座の金融機関を変更する場合、注意点などはありますか?

「2024年から始まる新NISAから使用するNISA口座の証券会社を変更したいと考えています。10月以降、手続きができると聞いていますが、注意点などがあれば教えてください」(ASさん)
 

「金融機関を変更するのであれば、早めの手続きをおすすめします」(深野さん)

すでにNISA口座をお持ちで、同じ金融機関を利用する場合は、新NISA制度がスタートしたら自動的に引き継がれるため、特に手続きをする必要はありません。しかし、他の金融機関に変更する場合は、ご自身で現在NISA口座を利用している金融機関への変更手続きや、新しい金融機関への申し込み手続きをする必要があります。

変更・申請手続きに必要な書類をそろえたり、新しい金融機関に申し込みをした後、税務署のチェック(※)などもあったりします。そのため、2024年1月から変更した金融機関のNISA口座で運用を始めたい場合は、できるだけ早めに手続きをした方がよいと思います。

※税務署への手続きなどは金融機関が対応

あと、金融機関は基本的にネット証券を選んだ方が運用コストが安いですし、商品の品揃えも多いです。これから多分、NISA口座の開設に関連するキャンペーンなどもいろいろ実施されると思うので、そういった情報をチェックしてみるのもよいのではないでしょうか。

教えてくれたのは……深野 康彦さん

マネープランクリニックでもおなじみのベテランFPの1人。さまざまなメディアを通じて、家計管理の方法や投資の啓蒙などお金まわり全般に関する情報を発信しています。All About貯蓄・投資信託ガイドとしても活躍中。著作に『55歳からはじめる長い人生後半戦のお金の習慣』(明日香出版社)、『あなたの毎月分配型投資信託がいよいよ危ない!』(ダイヤモンド社)など
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