浮気しているパートナーと離婚したくないときはどうしたらいい?
「パートナー(配偶者)が浮気をしていて辛いけど、離婚はしたくない」という人は、意外といます。そういう人は、どうしたらいいのでしょうか?
<目次>
浮気しているパートナーと離婚したくない場合、どうするべきか
そもそも、浮気者のパートナーと離婚したほうがいいかどうかは、ケースバイケースです。例えば、
・パートナーは浮気がバレていることを分かっているのか
・パートナーは浮気相手と別れる気はあるのか
・パートナーは「離婚をしたい」と思っているのか
・子どもはいるのか
・自分に経済力、生活力はあるのか
などによっても、やり方や進むべき道はかなり変わってきます。いくら自分は離婚したくなくても、場合によっては、離婚した方がいいこともありますしね。
例えば「パートナーは浮気がバレていないと思っている。しかも火遊びに過ぎず、離婚したいとは思っていない。子どもがいて、自分には経済力や生活力がない」場合は、できることなら離婚しない方がいいことは多いです。
「浮気がバレていない」と相手が思っているなら、知らないフリをしておいた方がいいこともあります。なぜなら、人によっては、「浮気がバレているパートナーと一緒に暮らすのは、居心地が悪いから逃げ出したい(別れよう)」と思ってしまうこともあるからです。心の弱いタイプだと、なおさらです。
もちろん、浮気はいいことではありません。ただ、相手を失いたくなければ、物事をハッキリさせないほうが、自分にとってもメリットがある場合はあるでしょう。
パートナーが浮気相手と本気の場合、別れたほうがいい
逆にパートナーは「浮気がバレているのを知っていて、浮気相手とは本気。『離婚したい』と言い出している」場合は、別れたほうがいい可能性は高いです。子どもがいて、自分に経済力や生活力がない場合は、すんなり別れるわけにはいかないので、「子どもと共に人並みの生活ができる状態」に環境を整えてから、離婚したほうがいいでしょう。
ただし、環境が整っても「悔しいから」「自分にはパートナーが必要だから(依存している)」という理由で離婚をしないのは、自分にとっても子どもにとっても幸せなことでありません。
もう夫婦関係が破綻しているのであれば、長引かせるより、もっと新たな幸せを見つけるようにした方が長い目で見てもいい結果を生むでしょう。
「浮気も続けるが、離婚もしたくない」と言われたら?
では、パートナーが「浮気相手と別れる気はないけど、離婚する気もない」場合は、どうしたらいいでしょうか。もし自分が婚外恋愛を許可できるのであれば、離婚しなくてもいいとは思いますが、許せない場合はこれから先も苦しむことでしょう。基本的に、浮気をする人は「欲望に振り回されやすい」「そもそも浮気は悪いことだと思っていない」「自分勝手な性格」であることが多く、それらは簡単には直るものではありません。そんな相手を全て許し受け入れる覚悟があるなら、離婚しなくてもうまくやっていけるかもしれませんが、そうでなければいずれ修羅場はくるでしょう。
「相手に浮気をさせないで、自分との結婚生活を大切にしてもらう」ことを望むのは当然ですが、それができない相手も存在します。例えるなら「運動神経の悪い人に、バク転をできるようになってほしい」と言っているくらい、難しいことである可能性もあるのです。
すぐに「離婚」という結論を出す必要はない
踏ん切りつかないときは、すぐに離婚の結論を出す必要はありません。月日と共に、夫婦の関係も変われば、状況も変化します。ただ、何が起こってもいいように、自分に「あらゆる選択肢」を持てる状態にしておいた方がいいでしょう。例えば、自分に経済力や生活力ができれば、いつだって別れることはできます。いつでも新たなパートナーが見つけられるほどの魅力があれば、離婚して、新たな家庭を築けることもあるかもしれません。
だから、ただただパートナーに依存し、「絶対に離婚しない」なんて、しがみつくことだけはやめておいた方がいいでしょう。なぜなら、“浮気をする不誠実なパートナー”なんて、そんなに執着するほど、魅力のある人ではないからです。
もしかしたら、「本当の愛」「人としての魅力」を理解できるようになった時には、自らそんな相手とは別れたくなるかもしれません。「自分がより魅力的で、幸せになれる選択肢」を増やしていき、一番いい選択をしたいものですね。