強烈な暑さの夏は過ぎましたが、まだまだ冷たいペットボトルを持ち歩く人も多いはず。今回は、無印良品の「冷やしたまま持ち運べる ペットボトル用保冷ホルダー」の保冷効果を実験した結果をご紹介します。
無印良品「冷やしたまま持ち運べる ペットボトル用保冷ホルダー」とは?
無印良品の「冷やしたまま持ち運べる ペットボトル用保冷ホルダー」は、他社の保冷ペットボトルホルダーと同様、ステンレス製の商品です。外形7センチ以内、高さ2.1センチ以内の、500~650ミリリットルのペットボトルに対応しています。本体のサイズは約幅8.8×奥行10.3×高さ19センチ、重量は約250グラム(梱包材含む)です。 本体とふたとに分かれ、本体にキャップをしたままのペットボトルを入れて、上からふたをかぶせて閉じて使う仕様になっています。ペットボトルにあわせた高さに調整して使うことができるのが特長です。 ハンドルは固定されています。最初、ハンドルは可動式のほうが便利じゃないかな? と思いましたが、実際に使ってみると、固定されているほうが取り回しがしやすく、スッとカバンへの出し入れもできました。
無印良品「冷やしたまま持ち運べる ペットボトル用保冷ホルダー」の保冷効果を実験
24時間冷蔵庫で冷やしたお茶のペットボトルを2本用意し、「冷やしたまま持ち運べる ペットボトル用保冷ホルダー」の保冷効果がどれほどのものなのかを実験してみました。部屋はできる限り外気の影響がないように日差しが入らない脱衣所でおこなっていますが、それなりに温度変化はありました。 11時10分、室温28.4度で実験スタート。冷蔵庫から出したペットボトルの中の温度はどちらも5.4度です。
以下、左から「実験開始からの経過時間」「室温」「ペットボトルホルダーなしの温度」「ペットボトルホルダーありの温度」の順に記載しています。
(30分後)26.7度|14.9度|5.7度
(1時間後) 27.4度|21.6度|7.8度
(2時間後)28.4度|24.0度|10.0度
(3時間後)28.1度|24.3度|11.8度
(8時間後)28.0度|27.8度|17度 計測開始から8時間後、室温28度の状況でそのまま置いていたペットボトルのお茶は27.8度と、ほぼ室温と同じになりましたが、「冷やしたまま持ち運べる ペットボトル用保冷ホルダー」に入れておいたお茶は17度でした。その差はなんと10度以上。
「冷やしたまま持ち運べる ペットボトル用保冷ホルダー」のいいところは冷たさをキープできることだけではありません。
冷やしたペットボトルをカバンに入れて持ち歩くとき、そのままでは結露してほかのものが濡れてしまうし、アルミなどの保冷ケースはさほど保冷効果が長くは続かないという難点があります。
しかし無印良品の「冷やしたまま持ち運べる ペットボトル用保冷ホルダー」は、幅は取るものの重量はわずか250グラムとさほど重さを感じません。これだけ保冷効果があるのですから、日頃からペットボトルを持ち歩く人にはおすすめです。
2023年10月10日時点で、無印良品のオンラインストアでは「在庫なし」になっています。発売から少し時間は経ちましたが、その実力から人気は確かなものになっているようです。気になる人は再入荷を待ったり、店頭をチェックしてみてくださいね。