男のこだわりグッズ

新卒3年目社員が企画「チロルチョコわくわく争奪戦」の開発秘話!きっかけはコロナ禍で流行ったゲーム(3ページ目)

「チロルチョコわくわく争奪戦」は、チロルチョコがチップ代わりになるすごろくなのですが、それだけではありません。ゲームの駒はもちろん、ゲーム中のさまざまなシーンでチロルチョコが使われ、もちろんゲーム中に食べるミッションもあります。このゲームがどういう経緯で作られたのか、開発者の方にインタビューしました。

納富 廉邦

執筆者:納富 廉邦

男のこだわりグッズガイド

家族や知らない人とも遊べるような工夫も

タスクカード

ゲーム中に行うさまざまなミッションが書かれたタスクカードは、ミッション達成でチロルチョコが1~3個もらえる。やりたくなければパスもできるのがいい

――イベントカードは、ミッション・クリアでもらえるチロルチョコの数によって難易度が決まっていますね。

小林:はい、簡単なミッションが1個、標準的なミッションが2個、難しいというか、どちらかというと恥ずかしいミッションは3個なんですけど、ほとんどが2個のカードです。3個のカードは、家族で遊んでいても恥ずかしいかなと感じるものにしていて、お腹をツンツンするとか、耳に息を吹きかけるとかは、かなりハードルが高いと思います。単に難しいものを3個にしちゃうと小学生のお子さんとかがなかなか3個をもらえなかったりしちゃうので。なので、小学生向けの、例えば干支を全て答えるとか、世界の国名を答えるといったカードは1~3に適度にばらして入れてあるんです。そのあたりのバランスやゲーム時間などは、社内だけでなく、社外の子どもたちにも遊んでもらって、細かく調整しました。

――イベントカードはパスできるというルールもいいですね。

小林:テストプレイでは、商談会やイベントにいらっしゃったお客様に参加してもらったりもしたんですけど、そういうときは、恥ずかしいカードは最初から抜いてました。家族で遊ぶときとか、その場のメンバーに合わせて、無理なカードは抜いてもらっていいと思っています。
チロルーレット

小林さんがどうしても入れたかったチロルーレットは、小さいけれどデザインも凝っている。他にも語呂合わせ的なネーミングが多いのも、このゲームの魅力だ

――コンパクトなゲームですが、ダイスではなくてルーレットが付属しているのも凝っています。

小林:ルーレットを付けるというアイデアは最初からありました。チロルーレットという言葉が使いたかったんですよ(笑)。ゲームのタイトルも、最初は「チロルロワイアル」と言っていたんですけど、それだとお子さんには分かりにくいということで、「わくわく争奪戦」になったんです。ただ、ミニゲームの中に「チロルロワイアル」の言葉は残しています。ダジャレというか語呂合わせが好きなのかもしれません(笑)。

©チロルチョコ

>次ページ:チロルチョコとのコラボは、どうやって決まった?
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