男のこだわりグッズ

新卒3年目社員が企画「チロルチョコわくわく争奪戦」の開発秘話!きっかけはコロナ禍で流行ったゲーム(2ページ目)

「チロルチョコわくわく争奪戦」は、チロルチョコがチップ代わりになるすごろくなのですが、それだけではありません。ゲームの駒はもちろん、ゲーム中のさまざまなシーンでチロルチョコが使われ、もちろんゲーム中に食べるミッションもあります。このゲームがどういう経緯で作られたのか、開発者の方にインタビューしました。

納富 廉邦

執筆者:納富 廉邦

男のこだわりグッズガイド

ただゴールを目指すだけでなく、全員で遊べるミニゲームも

チロルタワーゲーム

チロルタワーゲームは、ルーレットの上にチロルチョコを一人ずつ積んでいくゲームだ

――さらに、すごろくの中で遊ぶミニゲーム的なものにもチロルチョコが使われています。

小林:ただ、盤上を回ってゴールを目指すというだけだと、順番待ちの時間も出てくるし、せっかくならプレイしている人全員で遊べるゲームも入れたいという話になって。そういえば1ターン終わるごとにみんなでゲームをするボードゲームがあって、そういうパターンもあるなと気がついたんです。どうせなら、それもチロルチョコを使ったゲームにすると面白いと考えました。
チロルロイヤル

牧場を舞台にチロルチョコでおはじきをする「チロルロワイアルゲーム」。牧場の牛はチロルチョコ ミルクのイメージだ

――ミニゲームの内容はスムーズに思い付かれたんですか?

小林:そうですね。おはじきっぽい「チロルロワイアルゲーム」、積み木っぽい「チロルタワーゲーム」と、サイコロゲームっぽい「チロコロクライマックスゲーム」、カーリングっぽい「チローリングチャレンジ」、あと、一人で挑戦する「利きチロルチャレンジ」をスペシャルイベントとして用意しているんですけど、テストプレイでも、こういうみんなでやるシンプルなゲームは盛り上がるんです。チロルチョコを使ったゲームをいくつも考えて、その中から選びました。

また、「チロルタワーゲーム」は最初、普通に机の上でチロルチョコを積み上げるようにしていたんですが、それだと結構簡単に高く積めてしまうので、ルーレットの上で積むようにルールを変更したりしました。
チロルチョコがいっぱい

ゲーム中は、パッケージの中にチロルチョコをストックする。この光景だけでもわくわくするから不思議だ

――止まるマスの指示や、タスクカードに書かれたミッションのクリアで、チロルチョコがどんどんもらえるようになっていますが、チロルチョコをどのくらいの数用意すればいいかといったゲームのボリューム感は、どのように決められたのでしょう。

小林:しっかりしたボードゲームというより、気軽に遊べる、例えば大学生だったら家でお酒を飲むときに気軽に遊べるようなサイズ感がいいなと考えていました。なのでゲーム盤も一人暮らしの部屋のテーブルに乗る程度の、あまり大きくないものにしています。対象人数も2~6人としていますが、4人くらいがちょうどいいかなと思っています。チロルチョコも一人10個くらいで遊べるようにと考えました。なので、パッケージもチロルチョコ40個が入るくらいになっています。

©チロルチョコ

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