すっかり秋になり、和栗を使ったスイーツが豊富に出回るシーズンになりました。特にモンブランはパフェやアフタヌーンティー、進化系モンブランと、実に多種多様なスタイルになっています。
無類の和栗モンブラン好きで、このシーズンになると1日に3~5個いただくこともある和栗フリークの筆者が、2023年の秋に食べるべき「和栗モンブラン3選」をご紹介します。
「ショコラティエ パレ ド オール」のパフェ
まず1軒目は、「ショコラティエ パレ ド オール」の「パフェ パレドオール オートンヌ」(税込2596円)です。カカオ豆から本格的なチョコレート作りを手掛ける、ショコラティエ三枝俊介氏によるチョコレート専門ブランド「ショコラティエ パレ ド オール」の東京・丸の内店と大阪店のみで販売しています。
宮崎県産の和栗クリームとカカオ風味のメレンゲでモンブラン仕立てにしたパフェ。食べ進めていくうちに、栗やチョコレートだけでなく、カシス&ベリーのシャーベットの酸味やピスタチオとヘーゼルナッツの食感なども楽しめます。最後は少しお酒を効かせたコーヒーゼリーの心地良い苦味と練乳クリームで、さっぱりと締めくくります。
和栗もショコラも素材の味がしっかり出ているので、和栗好きな方もきっと大満足できます。
・うれしい通年商品も
また、こちらには通年商品として、「モンブランショコラ」(税込896円)もあります。
ヘーゼルナッツをたっぷり使用したダックワーズ生地に、ガナッシュを練りこんだウイスキーが香るイタリア産のマロンクリームを絞った、ショコラティエ・三枝シェフならではの逸品です。こちらはテイクアウトもできますが、店内ではキャラメルとベリー系のソースなどを添えていただけます。
<DATA>
ショコラティエ パレ ド オール 東京店
東京都千代田区丸の内1-5-1 新丸の内ビルディング1F
TEL:03-5293-8877
「ホテル椿山荘東京」のアフタヌーンティー
2軒目は、「ホテル椿山荘東京」の「マロンアフタヌーンティー」(1名・WEB予約税込7000円 )です。
こちらのアフタヌーンティーといえば、毎回数種類のボリューミーなスコーンが登場。今回はプレーンスコーンやラムレーズンスコーンに加えて、このシーズンらしく「栗スコーン」も入っています。
そしてもちろん、和栗感がしっかり出ているモンブランや、マロンのババロアをグラス仕立てにしたマロンパフェなどのスイーツも充実。
さらに、秋の味覚のポルチーニ茸や洋梨、アワビ茸などを使用した4種のセイボリーなども、上質な食材を手間暇かけて調理しているのが分かる一流ホテルならではのクオリテイです。
すでに予約殺到なのでラウンジではなく、お部屋でこのアフタヌーンティーがいただける宿泊プランもおすすめです。重厚感のあるラウンジも素敵ですが、日本庭園を見下ろせるお部屋でいただく秋の味覚も格別です。
<DATA>
ホテル椿山荘東京
東京都文京区関口2-10-8
TEL:03-3943-5489(予約・問い合わせ)
「ホテルニューオータニ」のモンブラン
3軒目は、「ホテルニューオータニ」の直営3ホテル(東京・幕張・大阪)の「パティスリーSATSUKI」で、提供されている「スーパーモンブラン」(税込3780円)です。
価格はテイクアウトで税込3780円 (イートインは税サ込4427円)とゴージャスですが、「和栗本来の味わいを愉んでほしい」という中島眞介総料理長の強い想いが詰まっています。
「マロンペースト」は全国から厳選した和栗の中から、さらにそのシーズンに一番の食べ頃を迎えた品種を使用しています。
中心には、九州大牟田産生クリームに包まれた「熊本県産和栗の甘露煮」が入っていますが、実は隠し味に青ヶ島産「ひんぎゃの塩」を使っているそう。また、生クリームを最小限に抑えることで、和栗本来の味わいを最大限引き出しています。
さらに、今年は土台となるタルト生地には、ホテルオリジナル雑穀「Jシリアル」を入れ、「白あん抹茶くず餅」を新たに加わえています。
このようにこだわりの食材を何層にも重ねて和栗の魅力を引き出し、和栗本来の味わいを堪能できるのはもちろん、さまざまな食材との組み合わせも楽しめます。
<DATA>
ホテルニューオータニ(東京)「パティスリーSATSUKI」
東京都千代田区紀尾井町4-1 ザ・メイン ロビィ階
TEL:03-3221-7252
いかがでしたでしょうか? 年々進化していて、さまざまなスタイルで楽しめる、この季節ならではの和栗モンブラン。作り手のこだわりも多種多様です。ぜひ、ご自身のお気に入りを見つけてみてください。
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