一方で、子どもにスマホを持たせるメリットもあります。長期休みなど、大人が常に見守れない状況でも、スマホの見守りアプリを使えば子どもに何かあったときにすぐ気付くことができます。スマホを賢く活用すれば、子どもを守るためのツールにもなりえるのです。
この記事では、子どものスマホに入れておきたいアプリを解説します。
<目次>
1. iOS向けの広告ブロック「AdBlock Pro」
ブラウザでWebサイトを見ていると、子どもにふさわしくないアダルト系の広告や不快な広告が表示されます。フィルタリングを利用していても広告はすり抜けてしまうため、困っている保護者の方も多いのではないでしょうか。「AdBlock Pro」はSafariでブラウジングすれば、広告がブロックされ非表示になるアプリです。また、SafariでYouTubeを視聴すれば、YouTube広告が黒い画面で再生され、広告の内容は見られなくなります。
設定はアプリをインストールしたのちに、iOSの「設定」画面で「Safari」の「機能拡張」を開き「AdBlock Pro」の項目をオンにします。
無料で使えますが、プレミアム機能を利用するには7日間の無料トライアルののちに月額200円などのプランが用意されています。アダルトサイトのブロックやバックグラウンドでフィルターデータを更新するなどの機能を利用したい場合は、課金も検討してみましょう。
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2. ブラウザで広告ブロック「Brave」
広告ブロックのアプリ「Brave」は、SafariやChromeの代わりに「Brave」でWebサイトを閲覧するタイプのものです。「Brave」では、初めから広告がブロックされるため特に設定は必要ありません。「Brave」でYouTubeを視聴すれば、YouTubeの広告も再生されません。無料で利用可能ですが、サブスクリプションでVPN機能も使えるようになります。iOSとAndroid、PCに対応しています。
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3. スマホの長時間利用を防ぐ「Forest」
ダラダラとスマホに向かってばかりで心配な場合は、「Forest」がおすすめです。「Forest」は、スマホを触らない時間に木が成長するゲームアプリです。これを繰り返していくと、木がたくさん生えて森になります。コインを貯めて、違う木を育てることもできます。
テスト前など、スマホから離れて集中してもらいときに使わせると良いでしょう。
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4. 子どもの居場所をリアルタイムで追跡「Life360」
「Life360」は、現在地を共有するアプリです。子どもが学校付近に着いたら通知が届くように設定したり、テキストメッセージで連絡が取れたりします。移動履歴も分かるため、もし子どもと連絡が取れなくなっても、直近の居場所まで迎えに行けます。また、緊急連絡先を設定しておくと、ボタンひとつで家族にSOSの通知を送ることも可能です
アプリは無料で利用できますが、プレミアムプランも用意されています。
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子どものスマホにフィルタリングやペアレンタルコントロールを設定しておくだけで、子どもの安心安全を守ることができます。ぜひ試してみてくださいね。