え？わんこの顎が足にのって、あたたかい…。電車やバスのおもしろくてやさしい世界をのぞき見

あわてるとろくなことがありませんよ！

電車やバスに乗る時には、駆け込み乗車は絶対にダメですし、突然の揺れにも備えておかねばなりません。とにかく、あわてないこと、これが重要です。 「綺麗な女性が高めのヒールを履いてバスを降りようとしていたときに、足もとが滑ったのかヒールが脱げてしまいアタフタしていました。それと同時に被っていたウィッグが何かに引っ掛かって外れてしまい……実は女装をしていたとっても綺麗な男性でした（30代・女性）」
 
「満員電車の中でサラリーマン風の男性の横でつり革をつかんでいた大学生、電車が揺れてサラリーマンの頭に手が当たったところ、サラリーマンのウィッグがズレてしまったのです（50代・女性）」
 
ダブル・ヅラ・エピソードでした。笑ってはいけないのですが、すみません！
 

席を譲ると起こること

あわてた大人のドタバタを見た後は、心優しき幼い子どもたちの様子をどうぞ。
 
「座席に座っていた小学生くらいの子どもが、乗車してきた妊婦さんに対して譲ってあげていました（30代・女性）」
 
「座っていた3～4歳位の男の子が、乗車してきたおばあちゃんにすかさず『座っていいよ』と満面の笑みで譲っていました（50代・女性）」
 
「電車の発車ギリギリに入ってきて、『1駅だけだから大丈夫』という80～90代の女性に必死になって席を譲ろうとしていました。私立の学校に通ってると思われる小学1年生でした（50代・女性）」
 
そして、席を譲ると何が起こるかというと……。
 
「席を譲ったお婆さんが、降りる時にロールケーキをくれた（50代・男性）」
 
やった！ ロールケーキをもらったのは、小さい人ではありませんでしたが。

ただ……席を譲ったときに、たまにはこんなこともあります。
 
「高齢の男性に席を譲ろうとしたら、そんなに年寄りじゃないと怒られた（30代・女性）」
 
揺れる乙女心ならぬ男心。いつまでも若くありたいというおじいちゃんの心をおもんぱかり、トホホな気持ちを抑え込みましょう。
 

親切のあとに「とびきり」な瞬間が……

そんな親切を続けていたら、もしかして極上の瞬間に出会えるかもしれません。最後にとびきりなやつをどうぞ。
 
「電車で座っている時、隣の方が連れていた盲導犬が私の足の甲に顎を乗せてきました。暖かくてほっこりしました（30代・女性）」
 
犬好きだったらたまらない、ごほうびのような時間を最後にご紹介しました。