年金・老後のお金クリニック

年収300万円、ずっとフリーランスの英語講師。厚生年金に加入してない場合、将来年金はいくらもらえますか?

老後のお金や生活費が足りるのか不安ですよね。老後生活の収入の柱になるのが「老齢年金」ですが、年金制度にまつわることは、難しい用語が多くて、ますます不安になってしまう人もいるのではないでしょうか。そんな年金初心者の方の疑問に専門家が回答します。今回は、厚生年金に加入していないフリーランスの方は、将来、いくら年金をもらえるのかについてです。年金についての質問がある人はコメント欄に書き込みをお願いします。

執筆者:All About 編集部

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老後のお金や生活費が足りるのか不安ですよね。老後生活の収入の柱になるのが「老齢年金」ですが、年金制度にまつわることは、難しい用語が多くて、ますます不安になってしまう人もいるのではないでしょうか。そんな年金初心者の方の疑問に専門家が回答します。今回は、厚生年金に加入していないフリーランスの方は、将来、いくら年金をもらえるのかについてです。年金についての質問がある人はコメント欄に書き込みをお願いします。

Q:厚生年金に加入せず、年収300万円で、ずっとフリーランスの場合、将来年金はいくらもらえますか?

「年収300万円、ずっとフリーランスの英語講師。厚生年金に加入してない場合、将来年金はいくらもらえますか?」(Dさん)
年収300万円のフリーランスの場合、将来、年金はいくらもらえれる?

年収300万円のフリーランスの場合、将来、年金はいくらもらえる?

A:国民年金保険料の未納期間、免除期間などが全くなければ、原則、65歳から老齢基礎年金の満額(令和5度の新規裁定者の場合79万5000円)がもらえます

相談者は、厚生年金に加入せずに働く、フリーランスとのこと。今まで厚生年金に加入せず働き、今後も加入しない場合、将来もらえる年金は老齢基礎年金(国民年金)のみになります。
 
相談者は国民年金保険料を納めているかと思います。国民年金保険料を、20歳以上60歳になるまでの40年(480カ月)納付していると、満額の老齢基礎年金79万5000円(令和5年度・新規裁定者の場合)をもらうことができます。

また相談者は、老齢厚生年金をもらうことができませんので、その分、老後資金をご自身で準備しておく必要があります。たとえば、個人型確定拠出年金(iDeCo)などを利用するなど、自分にあった方法で、早めに取り掛かることをおすすめします。

まずは、将来、老齢基礎年金を満額受給するために、今までに未納の期間がないか、「ねんきん定期便」などで確認しておくようにしましょう。

※年金プチ相談コーナーに取り上げてほしい質問がある人はこちらから応募するか、コメント欄への書き込みをお願いします。

監修・文/深川 弘恵(ファイナンシャルプランナー)
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