3つのお金を引き寄せる習慣とは
習慣1 太陽と月の光をバランスよく浴びる
太陽は陽で男性性、オフィシャル面をあらわしています。それに対し、月は陰で女性性、プライベート面をあらわします。お金を引き寄せるためには、太陽と月の力でオフィシャル面(陽)とプライベート面(陰)のバランスをとることが大事です。まずは、朝起きたら太陽の光を浴びることと、日光浴(ひなたぼっこ)をすることをおすすめします。ただし、午前中の昇る太陽の光の方がパワーがありますから、あまり遅い時間に日光浴しないようにしましょう。太陽の光を浴びて一日元気にすごしたら、その日でなくてもいいので、近い日にちでの夜に月の光も浴びます。太陽と月の光を浴びることで、陰陽のバランスをとることができます。
このとき、月光浴はできれば入浴後、ゆったりした服をきて、月の見えるベランダや窓辺にあぐらをかいて座ります。目を閉じて、頭を空っぽにして5分ぐらい月の光が降り注ぐところをイメージしましょう。
ただし、あまり月の光を浴びすぎるとルナシー(狂気)に襲われる恐れがあるので、やりすぎに注意してください。月光浴は、新月から最初に月が見えた日から満月までの満ちていく月の日に行うようにします。
習慣2 お金を引き寄せる食べ物を食べる
お金を引き寄せる食べ物で一番よく知られているのは、金塊を形どったフィナンシェですが、その他にもたくさんあります。お金を引き寄せる効果がある食べ物を食べることで金運がアップします。たとえば、名前の通り大きな福をよんでくれるのが大福。食べれば金運を含めてすべてにおいて「最強の幸運」を引き寄せてくれます
そばも、細く長いことから「延命や長寿」を引き寄せます。さらに切れやすいことから「一年の災いを断ち切る」という意味もあるので良い運を引き寄せるラッキーフード。金細工師が作業中に飛び散った金を集めるために「そば粉で作った団子」を使っていたことから、そばは金を集める食べ物といわれています。そばの中でも満月のように丸いそば粉のパンケーキが、最もお金を引き寄せる効果があります。
また、昔はお餅をお年玉がわりに配っていましたが、その中でも丸いお餅はお金引き寄せ効果ナンバーワンといわれています。
習慣3 お金を引き寄せる言い伝えを実行する
お金を引き寄せるといわれている縁起物や言い伝えもたくさんあります。お店などでよく見かけるのが、招き猫の置物。右手を挙げている招き猫はお金を招きます。ちなみに左手を挙げている招き猫は人を招きます。商売繁盛を願うお店には必須アイテムといえます。恵比寿様がまつられているのを見ることも多いでしょう。恵比寿様は商売繁盛の神様。お金まわりや仕事関係の運をよくしたいときにまつっておく縁起物です。
また、昔は、年月日、時間、方位などを十二支であらわしていました。今でも、暦を見るときょうは何の十二支の日かわかります。その中でも「寅の日」は、虎が千里いって千里戻るといわれていることから、お金がでていっても必ず戻るとされ、金運がいい日といわれています。なので、お財布は寅の日に買うとお金を引き寄せるといわれています。買ったお財布をこの日に使い始めるのもいいでしょう。
福井県には土用丑の日にアジサイの花を軒下につるしておくとお金ができるという言い伝えがあります。
最も簡単にできるお金引き寄せ法は、イギリスに伝わる新月の日にポケットの中のコインをひっくりかえすとお金がふえる、という言い伝え。次の新月に、ぜひ試してみることをおすすめします。
教えてくれたのは……
小泉茉莉花さん
占星術・神秘研究家。大学時代に偶然に手にしたタロットカードが神秘の扉を開き、タロットカード、西洋占星術、月占術、魔法など、神秘の研究を開始する。多くの雑誌でレギュラー連載を持つほか、『運がよくなる 日本のしきたり』(三笠書房)、『夢占い』共著(実業之日本社)、『幸運と魔法の月星座占い』(梧桐書院)など、著書多数。また、CD-ROMや家庭用ゲームソフトも手がけ、マルチメディアでも活動を展開している。小泉茉莉花オフィシャルサイト