食料品の取り扱い数が爆発的に増えているダイソー。レトルト食品、インスタント麺、スナック菓子、調味料などの定番品に加え、国内でもその地でしか手に入らなかったご当地食品や海外からの輸入食品まで棚に並ぶようになりました。
筆者はこれまでも常々ダイソーの調味料を買い、そしておすすめしてきました。
「100円ショップの調味料は量が少なく割高なのでは?」と思われるかもしれませんが、調味料を開封してからの賞味期限をメーカーに聞くと、「数週間」という答えが返ってくることがほとんどです。開けたら短期間で使い切るのが調味料のおいしさを最大限に生かすポイント。そのため、多少割高であっても100円ショップの調味料はおすすめなのです。
さらに最近のダイソーでは、他店よりも安く同じ調味料が購入できることもあります。
今回はそんなダイソーの調味料の中から、他店では100円以上するものや、なかなか手に入らないものを厳選してご紹介します。
何にでも使える「ワダカン 昆布つゆ白だし」
かつてめんつゆが多用された時期がありましたが、現在は空前の白だしブーム。SNSで紹介されているレシピを見ると、多くの人が白だしを使っています。めんつゆやだし醤油とは違い、色が付かないため、お吸い物や煮物、炊き込みご飯、茶碗蒸しなどさまざまな料理に使えるのも、白だしの魅力です。
「ワダカン 昆布つゆ白だし」(300ミリリットル)のメーカー希望小売価格は178円ですが、ダイソーでは税込108円で購入することができます。
捨ててしまいがちな大根の皮と葉を炒めて「ワダカン 昆布つゆ白だし」を最後に回しかけるだけで、立派な一品に仕上がりますよ。常備しておきたい調味料です。
関西ではお馴染み「イカリ 本場浪花のお好みソース」
関西圏ではお馴染みのイカリソース。前身の山城屋は1896年(明治29年)創業で、日本で初めて本格的なウスターソースを製造販売した企業でもあります。「イカリ 本場浪花のお好みソース」には、トマトやリンゴ、マンゴーなどの野菜や果実に加え、鰹節や昆布のエキスが入っています。甘さと辛さ、そしてだしがしっかりと効いた奥の深いソースは、お好み焼きだけでなくフライにもよく合います。ミートソースやビーフストロガノフなどに使うのもおすすめです。豚肉をさっと焼いて「イカリ 本場浪花のお好みソース」で味付けをした豚丼もおいしいですよ。
ダイソーでは280ミリリットル・税込108円とお手頃です。
本場瀬戸内の味「マルキン かき醤油」
近年、スーパーでも見かけるようになった牡蠣(かき)醤油。ダイソーで買える「マルキン かき醤油」(150ミリリットル・税込108円)は、古くから醤油づくりが盛んな香川県小豆島産の醤油に、広島県産の牡蠣の旨味が加わった味わい深い醤油です。風味が大切な牡蠣醤油だからこそ、150ミリリットルというサイズがおすすめ。冷奴や炒めもの、焼きものなど幅広い料理に使うことができます。
実は万能「トマトコーポレーション スイートチリソース」
「スイートチリソースは生春巻きにしか使わない」という人もいるかもしれませんが、実は、オムレツやサラダ、餃子、唐揚げなどに使える万能調味料です。マヨネーズと和えて焼いた白身魚や海老のソースにするのもおすすめです。ダイソーで買えるスイートチリソースは、タイ産のものをトマトコーポレーションが輸入販売しているもので、220グラム・税込108円です。
風味付けにちょうどいい「白トリュフ香る白だし醤油」
塩や醤油、スナック菓子など、トリュフ風味のものをよく見かけるようになりました。ダイソーにもトリュフ風味のスナック菓子がありますが、調味料でチェックして欲しいのが、こちらの「伊賀越 白トリュフ香る白だし醤油」(190ミリリットル・税込108円)です。サラダ、カルパッチョ、冷奴、卵かけごはんなどにかけると、トリュフの風味が付いておいしくなります。
今回は、ダイソーに行ったら買っておきたい調味料を厳選してご紹介しました。初めて使う人にも試しやすい価格・量になっているダイソーの調味料。ぜひチェックしてみてください。