貯蓄

無理をしない!教育費が「勝手に貯まる」仕組み

先日、こんな質問をいただきました。「教育費って、どうやって貯めていますか?」今回は、この質問にお答えします。

中原 良太

中原 良太

エビデンスに基づく資産活用&マネープラン ガイド

個人投資家・トレーダー。いちおう準富裕層。主に株式投資とマネー(お金)について発信します。IQ上位2%のMENSA会員。18歳に株を始め、25歳でYahoo!株価予想達人で「ベストパフォーマー賞」を受賞。モットーは「地道にコツコツ」。メルマガ『株式予報』を毎日発行。年間300万通以上を配信。ルービックキューブ大好き。

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<目次>
先日、こんな質問をいただきました。「教育費って、どうやって貯めていますか?」今回は、この質問にお答えします。
教育費が貯まる仕組み作りを

教育費が貯まる仕組み作りを

なお、我が家は妻と娘、そして僕の3人家族です。神奈川県の住宅街に住んでいる、ごく一般的な家庭です。そんな「平凡」な僕たちが、どうやって、なるべく無理をしないでお金を貯めているのか、その方法をまとめました。

固定費削減、節税、投資で「勝手に貯まる仕組み」を作る

ずばり答えは「苦しい思いをしないでも、お金が貯まる仕組みを作る!」です。

やっていることは3つ。1つは固定費削減。もう1つは節税。そして最後は投資です。

まずは「固定費のカット」

まず、無理をせずにお金を貯めるには、固定費をカットするのが一番です。たとえば、我が家では以下の固定費を大きくカットしています。

◯車:持っていない(税金、ガソリン代、自動車代なし)
→年間30万円近くの節約

◯保険:ほとんど入っていない(固定費なし)
→年間10万円くらいの節約

◯インターネット:格安SIMで節約
→年間5万~10万円くらいの節約

これらで固定費をカットして、節税しながら蓄えています。

つぎに「税金のカット」

つぎは、税金のカットです。我が家では、生命保険料控除やNISA(少額投資非課税制度)の口座を使って、節税しながらお金を貯めています。

実は、生命保険の中には、いつでも100%のお金が戻る積立保険があります。これは定期預金のようなもので、毎月お金を引き落として貯めるだけ。しかもこの保険に入ったおかげで、貯金するだけで、生命保険料控除によって節税できます。

「固定費をカットして苦労せずに貯金する」「貯金したことでさらに節税もできてしまう」という二重においしい仕組みを作っているのです。

さいごに「投資」

さいごに、節税メリットもあるNISA口座で投資をしています。

ここ数年、日本でも物価の上昇が目立つようになりました。今後、教育費も値上がりするかもしれません。「教育費のために」と貯金をしていても、いざ支払うときに値上がりして「教育費が足りない!」なんてことになったら笑えません。

だから我が家では、「高配当株」と「純金」を中心に、投資もしています。うまく利益が出たら、NISAで節税ができるということです。

まとめ

以上をまとめると、
「無理せずにお金を貯められるように、固定費をカットする」
「カットした固定費を貯蓄に回し、さらに節税もしてしまう」
「教育費が値上がりしてしまう可能性も考えて、投資にもお金を回す」

という3点をやっています。

「子どもの未来のためにお金を貯めたい」
「でも、いまの生活を犠牲にして暗い家庭にしたくない」

子どもを持つ親なら、誰もがこの2つを「両立させたい」と思うはず。本記事が、あなたの家計の助けになれば幸いです。
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