運動不足か加齢か…気持ちだけは若いときのままで大失態
イラスト:カツヤマケイコ
「子どもと一緒に公園へ行ったときのこと。見本を見せようと鉄棒の前回りをしたら、1回で目が回ってしばらく立てなくなりました(40代・女性)」
「子どもの運動会の保護者リレーで全力疾走し、盛大に転びました。上半身と気持ちだけは走れるつもりで、足がついてこなかった! 昔は足の速さではずっと学年上位だったのに(30代・男性)」
「子どもに『二重跳びできる?』と聞かれ、自信満々に『できるよ』と答えて勢いよく跳んで見せたら、自分の体重を足が支えきれず、派手に尻もちをつきました(40代・男性)」
「軽く飛べば越えられそうな高さの柵があり、なにげなく飛んだら見事に足が引っかかってこけてしまった。こんな高さも越えられないのかと愕然とした(50代・女性)」
坂道や階段に苦戦、走れない、息切れする…
通い慣れたはずの駅の階段、いつもの店までの道だからこそ、体力の衰えを実感しやすいのかもしれません。そんな「疲れやすい」身体を実感したエピソード。「朝夕の電車通勤で駅の階段を上るとき以前より息が上がりやすくなった。最近はリモートワークも増え、久しぶりに通勤するとしんどい(40代・男性)」
「階段を降りるとき目が回りそうになって、ちょっと怖いときがある(40代・男性)」
「今までは自宅から大型ショッピングモールまで小走りで3分で行けたのに、その3分が走れなくなってきていることに気が付いた(50代・女性)」
「5歳の子どもと追いかけっこしていて、必死で走っても追いつけなかったとき老いを感じた(40代・男性)」
「3歳の子どもがよく『つかれた』と言うようになってしまい、私がよく口にしてしまっているからだと反省し気をつけている(30代・女性)」
筋肉痛が遅れてやってくるのも分かりやすい老化現象でしょうか。
「筋肉痛が忘れたころにやってくることです。何かしたかな?と考えないと原因をつかめなくなってきて。若い頃は翌日に筋肉痛になっていましたが、代謝が悪いんでしょうね(30代・女性)」
寝られない、寝ても疲れが取れない、睡眠のお悩みも多数
「夜の眠りが浅く、夜中に何度も目覚めてしまって熟睡感がない。若いころは布団に入っていれば永遠に寝られる感じだったのに(30代・男性)」「寝ても疲れがとれない。昔はどんなに疲れていても寝れば次の日には快復したのに。朝スッキリと起きられることは稀で、常に身体のどこかが痛い。年中体調不良のような状態(30代・女性)」
「夜遅くまで起きていることがつらくなった。ソファでついウトウトしてしまうし、用がないと早々に布団に行くようになった(50代・男性)」
肉体的な衰えを感じた場面についての回答の中から、代表的なエピソードをご紹介しました。日常のさまざまな場面で感じる老化については、まだまだたくさんの声が寄せられているので、引き続きご紹介していきます。
<イラスト>カツヤマケイコ
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