2023年の干支「癸卯」は健康運がいい年まわり、金運は?
干支はもともと、未来を知るため中国の古い時代に生み出された暦のシステムです。それぞれに意味があり、古くからその年の行方を知る手段として使われてきました。干支は風水とも深い関係があります。いずれも中国の古い思想である「陰陽五行説」から生まれたもので、それによると2023年の干支「癸卯」は、「水」と「木」の気を持つ年。
その意味は、寒さが和らいで春がやってくることを暗示しているのだそう。これまで滞っていたことが動き出したり、頑張ってきたことが花開く予感がしたり、2023年はちょっといい年になりそうですね。
なかでも「木」は健康運を司るので、健康に関することに運気が向く年になるとのこと。でも「水」と「木」の組み合わせは、そのままでは金運はいま一歩。ちょっとした暮らしの工夫で良金運を呼び込むことが可能だそうです。
そこで2023年は干支風水を味方につけて、健康運プラス金運を掴む「重点お片付けポイント」をご紹介しましょう。
健康運を逃さないお片付けポイントは「木製品」
2023年、せっかくの健康運を逃さないためにやっておきたいのが、健康運を司る「木」の気を大事にすること。そのためには、家の中にある木製品を美しく保つことが大切です。風水は汚れや淀みを嫌います。風や水は清らかに流れ続けることで清浄さを保てるように、家の中も淀みがないよう整えておくことが、良い運気を取り込む秘訣です。
家の中を見回すと、タンスやテーブル、椅子、ベッド、雑貨など意外と木製品は多いもの。2023年は木製品まわりを徹底的にお片付けして、「木」の気を呼び込みましょう。
壊れているところがあったら補修をし、ゆるんだ取っ手はしっかり締めなおしましょう。引き出しの中もチェックして不用品は処分を。無駄なものでいっぱいになった引き出しは、淀みの元になります。
タンスの裏やベッドの下、椅子の裏面などのホコリもていねいに掃除をして、ぴかぴかに磨き上げましょう。古い家具でもきちんとお手入れがされていれば、問題はないのだそうです。
2023年は木製品まわりの重点お片付けで、更なる健康運アップを目指しましょう。
金運を取り込むお片付けポイントは「床」
テレビまわりはデッドスペースになりがち。空いた壁面を収納として活用すれば、家の中がすっきり片付きます。取り付けは1日程度で完了(ミセル / 大建工業)
そんな「土」の気を味方につけるのに効果的なのが足元をキレイにすること、つまり床のお片付けと掃除です。
まずは、床の上に置いてあるものを徹底的に片付けましょう。床の上が散らかっていると掃除がしにくいだけでなく、金運も逃げてしまいます。
でも、片付けたくても収納場所が無いことも。そんなときは、空いた壁面を利用して収納効率のいい壁面収納を取り付けるプチリフォームを検討するのもいいですね。テレビ周りは空間が多いので、そこを収納として活用すれば家の中が片付きます。
足元が片付けばお掃除ロボットの導入もしやすくなりますから、掃除もぐんとラクになりますね。
床の上がすっきりしたら、次はフローリングを徹底的に磨き上げましょう。ほこりや汚れを取ってワックスを掛ければぴかぴかになります。ただしワックス不要のフローリング材の場合は、ワックスは掛けないのが基本。固く絞った雑巾で水拭きをした後に、から拭きをしておきましょう。
フローリングは、表面の仕上げによって掃除方法が異なります。無垢材の場合は、水拭きや掃除用シートを使うと表面が傷んでしまうことがあるので注意をしましょう。
フロアマットやラグの洗濯も忘れずに。洗濯方法はタグに記載されていますので、それに沿って洗いましょう。
足元をキレイにすれば金運もアップ! 2023年の癸卯は、干支風水を味方につけて、健康運も金運も大幅アップさせて、幸せな1年にしましょう。
風水監修:村上瑞祥