横浜マリンタワーが3年半ぶりにリニューアルオープン
横浜マリンタワーが約3年半の改修期間を経て、2022年9月1日にリニューアルオープン! 夜の展望フロアは横浜の夜景とアートが融合する空間へと生まれ変わりました。見どころを紹介します。<INDEX>
- 横浜マリンタワーの歴史について
- 94メートルの高さから横浜を見渡せる展望フロアへ
- 夜は展望フロア30階が「メディアアートギャラリー」に一新
- 展望フロアはデイチケット、ナイトチケットの2種類
- 1~4階はラウンジスペースやショップ、レストランがオープン
横浜マリンタワーの歴史について
横浜マリンタワーは横浜開港100周年記念事業の一環として建設され、1961年に完成しました。全長106m、展望台の高さは94m。2008年7月までは灯台としての役割も果たしており、「世界一高い灯台」としてギネスブックにも掲載されていました。・3年半かけて改修 2009年5月、それまでの赤白の外装をシルバーに一新してリニューアル。今回は2019年3月から休館し、3年半かけて老朽化した設備の改修を行いました。
・コンセプトは「Nature & Future」 新たなリニューアルのコンセプトは「Nature & Future」。ヒト・モノ・コトが自然と集い、誰もが安心して語らえる場所となるような、横浜のオアシスを目指します。
・展望フロアは29~30階 29~30階は展望フロア、1~4階にはカフェ、レストラン、ホール、ショップなどが入ります。展望フロアのみ入場券が必要となります。
94メートルの高さから横浜を見渡せる展望フロアへ
展望フロアは29~30階に位置します。1階で入場券を購入し、エレベーターもしくは階段で2階へ。そこから展望フロア行きのエレベーターに乗り、29階へと上がります。29階から30階へは階段を使って行き来します。・高さは約94メートル 展望フロアの高さは約94メートル。歩く人の姿を認識できるほどの「街との近さ」が横浜マリンタワー展望フロアの魅力といえます。
・展望フロアからの景色 29階展望フロアのみ、下が覗けるガラスの床が設けられており、横浜マリンタワーの鉄骨部分を間近に見られます。高所恐怖症の方はご注意を。
夜は展望フロア30階が「メディアアートギャラリー」に一新
夜は、30階の展望フロアが「メディアアートギャラリー」に生まれ変わります。ガラスに光と映像を駆使したメディアアーティストの作品を投影、横浜の夜景とアート作品を重ね合わせて楽しめます。展望フロアはデイチケット、ナイトチケットの2種類
展望フロアは日中と夜間は入れ替え制となり、「デイチケット(10:00~18:00)」「ナイトチケット(18:00~22:00)」の2種類の入場券があります。デイチケットは17:30まで入場でき17:55まで滞在可。ナイトチケットは18:00以降に入場でき閉館まで滞在可。料金は次の通り。いずれも小学生未満は無料。
デイチケット:一般(高校生以上)平日1000円、土・日・祝1200円、小・中学生平日500円、土・日・祝600円
ナイトチケット:一般(高校生以上)平日1200円、土・日・祝1400円、小・中学生700円、土・日・祝800円 ※季節により変動あり
オンラインで事前にチケットを購入すると、それぞれ100円引きになります。⇒料金について
1~4階はラウンジスペースやショップ、レストランがオープン
1~4階までは、ラウンジスペースやショップ、レストラン、ブライダルスペースとなっています。 1階にはカジュアルレストラン「Eggs 'n Things(エッグスンシングス)」、ハワイアン雑貨「menehune collection(メネフネ コレクション)」、水町通り側にはバー「MIZUMACHI(ミズマチ)」がオープン。・「Eggs 'n Things」はスターホテル横浜の店舗が復活
Eggs 'n Things(エッグスンシングス)の看板メニュー「パンケーキとホイップクリーム」ストロベリー、ホイップクリームとマカデミアナッツ(税込1380円)とコナコーヒーブレンド(税込540円)(2022年9月1日撮影)
・神田で人気のハワイアン雑貨店のブランド メネフネ コレクションは、東京・神田で人気のハワイアン雑貨店のブランド。上質なファッションアイテムやジュエリーのほか、フードスタンドを併設しています。ハワイで人気のチーズティーやマナプア(ハワイ風肉まん、スイーツまん)、マラサダなどのハワイアンフードがテイクアウトで楽しめます。
・横浜の魅力を発見
2階は、ショップ&ラウンジスペース。ふと立ち寄ると横浜の魅力を発見できる空間となっています。 「横浜 旅のライブラリー & コミュニティラウンジ」では、横浜にゆかりのある本や写真集、CDまでを一堂に取り揃えたライブラリー、グランドピアノやセレクト家具の設置、アート作品を展示しています。横浜市内を中心に街をガイドする団体「シティガイド協会」による観光案内所も併設(火曜~日曜、祝祭日 12:00~17:00)。
・テラス付きパーティ会場も
3階はブライダル空間「THE HOUSE yokohama marine tower Wedding」。テラス付きパーティ会場となっています。
・「new-tro」をテーマとしたオリジナルイタリアン 4階はレストラン「THE TERRACE yokohama marine tower」。新しい文化と古き良きものの融合「new-tro」をテーマとした、オリジナルのイタリアンベースの料理を提供します。
新たな魅力が加わった、横浜マリンタワー。久しぶりに訪れてみては。
「横浜マリンタワー」情報
住所:横浜市中区山下町14-1
営業時間:デイチケット入場時間10:00~18:00(最終入場17:30)、ナイトチケット入場時間18:00~22:00(最終入場21:30)
定休日:なし
入館料:デイチケット:一般(高校生以上)平日1000円、土・日・祝1200円、小・中学生平日500円、土・日・祝600円
ナイトチケット:一般(高校生以上)平日1200円、土・日・祝1400円、小・中学生700円、土・日・祝800円 ※季節により変動あり、いずれも小学生未満は無料
※オンラインで事前にチケットを購入すると、それぞれ100円引きになります。⇒料金について
交通・アクセス:みなとみらい線 元町中華街駅 から徒歩約1分
URL:https://www.marinetower.yokohama/
【おすすめ記事】
・北太平洋の女王「氷川丸」が重要文化財に
・横浜三塔 関内の歴史的建造物をめぐる
・横浜の昭和レトロな喫茶店7選
・『コクリコ坂から』の舞台、横浜を巡る ~映画モデルとなった山手散策~
・横浜の博物館・美術館・ミュージアムおすすめ18選