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昭和のイメージ“ほうき派”も実は多い?ロボット掃除機、ワイパー…「床掃除」には結局どれが便利?

床の掃除道具には、スティック掃除機やお掃除ロボットの他、フローリングワイパーやほうきなどいろいろあります。自分の家はどれが使いやすいのか、その選び方をご紹介します。

矢野 きくの

執筆者:矢野 きくの

節約・家事・100円ショップガイド

家の片付き具合と掃除をする人の性格で変わる「床」の掃除道具

掃除機、ほうき、フローリングワイパー

床を掃除する道具もいろいろある

床掃除の道具には、フローリングワイパー、ほうき、雑巾、そして掃除機などがあるでしょう。また掃除機においては、電源コードがついたキャニスタータイプ、コードレスで使うスティックタイプ、お掃除ロボット、ハンディタイプなどがあります。
 
雑巾がけやほうきを使った掃除というと昭和の時代のものと思われがちですが、「いろいろ使ったけど、ほうきの方が楽」という人も意外と多くいます。今回は自分にとって床掃除の道具は何を使うのが便利なのか、またどのように選ぶのがいいのかをご紹介します。
 

部屋が片付いていないと「お掃除ロボット」は使いづらい

部屋が片付いていて床に荷物が置かれていないのであれば、正直なところどの掃除道具でも問題なく使えるでしょう。

一方で床に荷物が散らばっている場合に使いづらいのは、お掃除ロボット。またフローリングワイパーも移動がさえぎられてしまうため、掃除機のようにピンポイントで吸い取ることもできずホコリの行き場がなくなってしまい使いづらいでしょう。ほうきについては、ちりとりを手に持ちながら掃除していくのであれば、床に置かれている物の間をぬってホコリを集めることができます。

床に荷物があちこち置かれている部屋の掃除においては、コードレスのスティック掃除機が都度ホコリを吸ってくれるので便利です。
 

ペットと一緒に暮らしていれば“吸引力の高い”掃除機が必要

ペットがいる家ではどうしても毛などが落ちがちです。またペットの状態によっては、ノミやダニがいることも。そのため吸引力が高い掃除機で床掃除をするのがおすすめです。フローリングワイパーやほうきでは、どうしてもノミやダニを逃してしまいます。
 

こまめな掃除には「ほうき」や「スティック掃除機」が気軽にできて便利

ほうきで階段掃除

ほうきだと気軽に掃除ができる

気づいたときにさっと掃除をしたい人におすすめなのは、ほうきとちりとりのセット。最近はかがまずに使える柄の長いタイプもありますので、掃除をしたくなりそうな場所に数カ所置いておくのもいいでしょう。 

また軽いタイプのスティック掃除機も、汚れを見つけたらピンポイントで掃除することができるため便利です。ただしコードレスの掃除機は、使いたいときに充電切れ!ということにならないように、充電をしやすい環境にしておくことも大切です。
 

掃除に時間をかけたくない人は「ロボット掃除機」一択

お掃除ロボット

家具の下や後ろもお掃除ロボットが入りやすいようにしておく必要がある

忙しくて掃除に時間をかけたくない人は、お掃除ロボット一択でしょう。ボタンを押すだけだったり、指定した時間に勝手に掃除をしてくれたりと、人の手を使うことはほとんどありません。その代わり常に部屋を片付けておく必要はあります。

またお掃除ロボットを使うのであれば、家具の配置や形も気にしたいところ。家具の下はお掃除ロボットが入れる高さがあるものを選んだり、お掃除ロボットが入れるスペースを空けて家具を設置したりすると、より任せられる範囲が広がります。
 

床掃除の道具を買うときのポイント

最近は高額な掃除機もありますが「買ってみたけど失敗だった」とはなりたくないものです。掃除道具を選ぶときのポイントは以下の通りです。

・家具の下などに入るサイズか
掃除をしたい場所の隙間と掃除道具のサイズをチェックしましょう。スティック掃除機でヘッド部分が大きいものだと、狭い部分を掃除できないものもあります。

・消耗品の価格もチェックしておく
忘れられがちですが、購入時点で消耗品の価格チェックもしておきましょう。コードレスタイプの掃除機は、数年で充電池を交換しなくてはなりません。数千円で交換できるものもあれば1万円近くするものもあり、掃除機本体の価格に近くなってしまうものもあります。

筆者の掃除機はヘッド部分がT字で首が動くタイプですが、中に入っているホースが経年劣化で切れてしまった際、交換部品のお値段2万円という金額に驚いてしまったことがあります。商品本体だけの金額でなく、消耗品、劣化しやすそうなパーツの価格も購入時に調べておきましょう。

・メンテナンスのしやすさ
掃除をするうちに道具自体も汚れてくるため、メンテナンスのしやすさも重要です。掃除機のパーツを外して洗ったりということから、雑巾の場合は洗って乾かすということなどです。
 
掃除においては、人の性格によって面倒と思うことと思わないことがはっきり分かれます。また家に段差があるのか、部屋が片付いているのかなどでも変わってくるものです。だからこそ、自分にとっては何が必要で何が使いやすいのかをじっくり考えてから選びましょう。
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