2つあるダイソーの公式通販、どう違う?
100円ショップ大手のDAISO(ダイソー)。今年創業50周年を迎え、国内3620店舗。年間出店数約180店舗と増え続けています。また実店舗に加えて、公式通販サイトも充実しています。ダイソーは公式通販として、以前よりあった「ダイソーオンラインショップ」に加え、2021年10月より「ダイソーネットストア」を全国展開し、家にいながらにして商品を購入しやすくなりました。今回はこの2つのダイソー公式通販の違いや利用方法をご紹介します。
ダイソーネットストアとダイソーオンラインショップの違いとは?
「ダイソーネットストア(https://jp.daisonet.com/)」と「ダイソーオンラインショップ(https://daisonet.com/)」の違いはまず、これら2つの公式通販が全くの別サイトとして運営されているためアカウントが別であること。筆者も以前よりダイソーオンラインショップを利用していたのですが、ダイソーネットストアを利用するには新しく会員登録をする必要がありました。また大きな違いとしては、「ダイソーネットストア」は商品1個単位、合計金額1650円から購入可能ですが、以前よりある「ダイソーオンラインショップ」は、1つの商品に対して、6個1セットや10個1セットなどまとめ買い用のネットショップであることです。ただしダイソーオンラインショップの中にも一部、タイのブランドNaRaYaの商品のように1個から購入できるものもあります。
なお商品価格は、ダイソーネットストアもダイソーオンラインショップも実店舗と同じです。 この2つの公式通販は利用できるエリアや送料に違いがあります。ダイソーネットストアは基本的に日本全国可能で、送料はエリアによって大きな差がありますが、ダイソーオンラインショップは沖縄と離島を除く日本全国となっており、送料は770円均一となっています。どちらのショップも購入金額1万1000円(税込)以上で送料無料です。
“送料を払って”ダイソーのネット通販を利用する価値はある?
100円ショップ大手のダイソーには300円や500円の商品もありますが、いずれにしても低価格な商品のため、送料無料ラインとなる1万1000円(税込)まで購入するのはなかなか難しいものです。それでは送料をかけてまでもダイソーのネット通販を利用する価値はあるのか否か、これは住んでいるエリアや必要な商品、使う時間などによるのではないでしょうか。「ダイソーで○○を何店舗も探したけど品切れだった」こんな発言をSNSで見かけるのは珍しいことではありません。筆者も気軽に車で行ける範囲にダイソーが3店舗ありますが、それでも3店舗探すとなると2時間はかかってしまいます。
まとめ買い用のダイソーオンラインショップを普段使いするのはなかなか難しいですが、単品買いできるダイソーネットストアを利用することで筆者はかなり便利な生活を送ることができています。
ダイソーは実店舗の規模によって置いてあるものが異なりますが、ダイソーネットストアでは様々な商品を取り扱っているため、結果的に時間をかけずに買い物をすることができるのです。また食品や掃除アイテムといった消耗品なども扱っているため、筆者は必要なものの他に調味料や菓子、掃除用品などをまとめて購入するようにしています。いろいろ見ているうちに「こんな商品もあったのか」という発見もあります。
なお実店舗でキャンペーンのシールを配っているときは、ダイソーネットストアで買い物をするとシールも同梱されて送られてきます。
「これからに期待したい」という点もあるダイソーの公式通販
ダイソーネットストア、ダイソーオンラインショップともに「お気に入り機能」がないのが少し不便でしょう。これには、利用者が多くて商品の在庫数や入れ替わりが多いから、という理由があるのかもしれませんが、取扱商品数が多いが故にお気に入り機能として記録しておきたいシーンはよくあるものです。またダイソーネットストアの最後の送料計算の段階において、「カートが更新され、追加したアイテムはお客様の住所に配送できません。アイテムを削除して注文を完了してください」というメッセージが出ることがあります。しかしそれがどの商品なのか分からず、一つずつ削除してみなければならないこともあるため、今後システムのアップデートで改善されることを期待したいです。
いずれにしても、家にいながらにして便利グッズや消耗品、コスメまで買えるダイソーの公式通販。ダイソーが近くにない方や、逆に頻繁に利用するという方も一度のぞいてみてはいかがでしょうか。