活用しないと損! 進化を続け、20年で倍に増えた「コインランドリー」
かつては自宅に洗濯機がない人が利用するイメージだったコインランドリーですが、今は用途もその軒数も増え続けています。1995年は約9200軒だったのが、2019年には約2万1500軒と倍以上になりましたが、この件数は2022年5月現在のセブン-イレブンの2万1337店よりも多く、多くの地域にコインランドリーが存在していることが想像できます。
現在は大型の洗濯機も増えて布団が洗えたり、靴専用、さらにはペットの洋服専用のコインランドリーがあったりと、自宅の洗濯機では対応できないものをカバーしてくれる存在となっているのが、利用者が増えている要因ともいえます。 料金は洗濯できる量や機能によって差はありますが、一般的なところで以下のようになります。
- 洗濯のみ(15kg) 300~500円
- 乾燥のみ 10分100円 15kgを乾燥させる場合は30~40分かかるので300~400円
- 大型の布団が洗えるタイプ(洗濯から乾燥まで) 約1500円
布団洗いにコインランドリーを活用
布団の種類にもよりますが、大型の洗濯機であれば1回で2枚洗えるものもあります。自宅の洗濯機がある程度大きく、布団を洗うことができる場合でも、天日干しではなかなか乾かないのが布団です。高額な布団であれば大切にクリーニングに出すのもひとつの手ですが、そこまでこだわりがないのであれば、衛生面を考えても布団は定期的に洗いたいので、コインランドリーを利用してみてはいかがでしょうか。
梅雨時期の乾燥だけコインランドリーを利用
梅雨時期のお悩みは、部屋干しした洗濯物がいつまでも乾かないこと。部屋の中のあちこちに洗濯物が干されているのも不便ですし、長時間乾かないことによって洗濯物から部屋干し臭が発生してしまうこともあります。乾燥だけでも使えるのがコインランドリーの良さ。支出を抑えたい場合は、洗濯だけ家でして、乾燥をコインランドリーに任せるというのもいいでしょう。
週末にまとめて1週間分の洗濯をコインランドリーで
コインランドリーの利用者で多いのが、週末にまとめて1週間分の洗濯をするという利用方法です。共働き家庭が増えた今、平日は夜遅くや早朝に洗濯ができないという理由から、週末にコインランドリーでという人が多いようです。もちろんこのような使い方も便利ですが、この場合、利用回数が多いようであれば、自宅の洗濯機を乾燥機能付きのものに買い替えることを視野に入れてもいいかもしれません。
コインランドリーに使っている金額と、購入する乾燥機能付きの洗濯機の値段、1回にかかる電気代、そしてコインランドリーのために外出しないでよくなるという時間の使い方も含めて計算してみてください。
増えたことによって利用しやすくなったコインランドリー。上手に普段の生活に取り入れてみてください。