これも100均!? ヘアケアアイテムの進化がすごい
これも100均!?というクオリティのヘアケアグッズがたくさん
100均でアイテムが急増しているジャンルのひとつがヘアケアグッズ。特にヘアブラシの進化は驚きです。ひと昔前の100均のヘアブラシは数種類しかないというイメージでしたが、今は目的に合わせたヘアブラシがたくさん売られているんですよ。
まるでタングルティーザー!? 絡みにくい立体ヘアブラシ
子どもでも使いやすい、手のひらサイズがいいですね。110円(ダイソー)
持ち手があるタイプはやっぱり使いやすいです。110円(ダイソー)
髪に負担をかけずに絡まった髪も解きほぐす、イギリス生まれのヘアブラシといえばタングルティーザー。実際に筆者も使っていますが、髪の絡まりづらさ、濡れた髪でもOKという使い勝手、そして頭皮への心地よい刺激が気に入っています。
そのタングルティーザーと似ているヘアブラシをダイソーで発見。長さが3段階設計になっている立体ブラシで、手のひらサイズなのも使いやすそうな印象です。
ブラシ1本1本の太さはタングルティーザーの方が細く、頭皮からしっかり髪を解きほぐしてくれる印象があります。しかしダイソーの立体ブラシでもくし通りはなめらかでした。なんといっても価格が全然違うので、髪が絡みやすい人はお試し感覚で使ってみてもいいかもしれません。
画像右上・左端のグリーンはタングルティーザー。右2つがダイソーのブラシ。絡みやすい猫毛の娘の髪ですが、どれもサラサラにとかせました
頭皮が気持ちいい、パドルタイプブラシも驚きの価格
幅8.5cmのワイドなサイズが気持ちいいパドルタイプブラシ。220円(ダイソー)
こちらは女優さんや美容師さんが使っているイメージの、ブラシ部分が大きいパドルタイプブラシです。ブラシ部分がクッションパッドになっていて、軽く叩くとパフパフとした優しい感触。これが頭皮への刺激になって、とても気持ちがいいんです。髪も絡まずにとかすことができるので、量が多い方や長い髪の方におすすめのブラシです。
持ち手部分は木製なので、安っぽい印象がないのがいい感じ。ドライヤーをかけている時に使うことはできませんが、ヘアセット前やシャンプー前のブラッシングにはちょうど良さそうです。
子どもには大きいサイズですが、長い髪にはやっぱり便利です
オイルくしが作れる天然木のくしまで!
桃の木で作られた柄付きのくし。110円(ダイソー)
最後は「これも100均で!?」と驚いた桃の木を使った天然木のくしをご紹介。先が尖った柄付きのくしは、分け目を作る時や髪をまとめる時には欠かせませんよね。100均にはプラスチックのものしかなかったイメージだったので、これを見つけた時は驚きました。しかも天然木なら、“オイルくし”が自分で作れちゃうんです。
使うたびにツヤ髪になれる“オイルくし”の作り方
ちょっと手間はかかりますが、ずっと使いたくなるくしに変身します
天然木なら“オイルくし”が簡単に作れるので、実際に作ってみましょう。用意するものは、お好みのオイル(椿オイル等)、ヤスリ、歯ブラシ、ラップ、保存袋、キッチンペーパーです。
1. まずは細かい目のヤスリで表面のニスを落とします。
2. ヤスリを二つ折りにして、くし1本1本の間もしっかり削っていきます。ヤスリで削り終わったら、歯ブラシを使って細かいクズを払っていきます(水で濡らすのはNG)。
3. 次にラップの上にくしを置き、お好みのオイルを全体に染み込ませます。
4. くしでラップを包んだ後は保存袋に入れて密閉し、3日~1週間つけ置きします。
オイルが染み込み、くしがアメ色に変化します。あとは余ったオイルをキッチンペーパーでしっかり拭き取り、1日ほど自然乾燥させれば完成です。
オイルが足りなくなったらまた同じ手順を繰り返します。長く使えるのがいいですね
ヘアブラシをケアするグッズもあると便利
これ1本あると、ヘアブラシのケアがぐんとラクになります。110円(ダイソー)
最後に、ヘアブラシのメンテナンスグッズにも注目です。ブラシに絡まった髪の毛やホコリを取り除くのはひと苦労ですよね(筆者はこれに出会うまで爪楊枝でやっていました)。ヘアブラシスイーパーがあれば、熊手のような爪先が気持ちいいほどブラシの汚れをかき取ってくれます。
細かな豚毛のヘアブラシのホコリをかき出してびっくり。こんなに取れました
毎日のヘアケアに欠かせないブラシ。100均のヘアブラシがこんなに進化していることに驚きました。どれもリーズナブルなので、目的や用途に合わせて気軽に使い分けてみてくださいね。