今のうちに買いたい6月優待銘柄
株主優待が人気の企業は、権利確定日に向けて優待目的の買いが入る傾向があります。早いうちに株主優待銘柄に注目しておくことで、値上がり益を期待できるでしょう。そこで今回は、今のうちに買っておきたい6月の優待銘柄をご紹介します。6月オススメ優待銘柄その1：日本マクドナルドホールディングス＜2702＞
【業務内容】ハンバーガー・レストランなどを中心とした飲食店の経営。関連するグループ会社の連結経営。【単元株数】100株
【最低購入金額】50万8000円（2022年4月12日時点）
【権利確定月】6月末、12月末
【優待内容】バーガー類、サイドメニュー、飲み物の商品引換券が6枚ずつで1冊
100～299株：1冊
300～499株：3冊
500株以上：5冊
日本マクドナルドホールディングス＜2702＞優待は、おなじみのファストフード「マクドナルド」で利用できる食事券です。全国に店舗展開しているので利便性が高く、優待食事券を、ハンバーガー・サイドメニュー・飲み物などと引き換えることができます。
その魅力的な優待内容から人気が高く、優待権利確定日が近づくにつれて、投資家の注目が集まり、買いが入りやすいと考えられます。では、同社株を今のうちに購入した場合、どのようなパフォーマンスになるか検証してみましょう。
今回は、同社株を4月末に購入し、6月権利確定日前に売却した場合の検証を行います。この検証のとおりに売買をした場合、株主優待は取れませんが、売買益によるパフォーマンスを確認することができます。
■検証結果■
システムトレードの達人
- 勝率：80.00％
- 勝ち数：16回
- 負け数：4回
- 引き分け数：0回
- 平均損益（円）：11,137円 平均損益（率）：5.57％
- 平均利益（円）：15,159円 平均利益（率）：7.58％
- 平均損失（円）：－4,949円 平均損失（率）：－2.47％
- 合計損益（円）：222,746円 合計損益（率）：111.38％
- 合計利益（円）：242,540円 合計利益（率）：121.27％
- 合計損失（円）：－19,794円 合計損失（率）：－9.90％
- PF（プロフィット・ファクター）：12.253
- 平均保持日数：55.05日
検証結果を見てみると、勝率は80.00％、1トレードあたりの平均損益は＋5.57％です。勝率が高く平均損益もプラスとなっていることから、良好な成績といえるでしょう。優待権利確定日から約2カ月前の早めに注目しておくことで、高値づかみして優待権利落ち後に損失を被るリスクが低くなるでしょう。
6月オススメ優待銘柄その2：東急レクリエーション＜9631＞
【業務内容】109シネマズを展開する映画興行の大手【単元株数】100株
【最低購入金額】50万円（2022年4月12日時点）
【権利確定月】6月末、12月末
【優待内容】株主優待カードのポイント付与およびファミリーカードの発行
（1）株主優待カードの発行およびポイント付与
200株以上：18ポイント
400株以上：24ポイント
600株以上：30ポイント
1000株以上：36ポイント
2000株以上：42ポイント
6000株以上：48ポイント
10000株以上：54ポイント
20000株以上：60ポイント
※月間利用可能ポイント数については、同社HPをご確認ください。
（2）ファミリーカード発行
600株以上：1枚
2000株以上：2枚
6000株以上：3枚
東急レクリエーション＜9631＞優待は、同社サービスで利用できる株主優待カードです。優待で受け取ったポイントは、映画館やボウリング場などで利用できます。映画やボウリングが好きな方にとって、魅力的な優待内容です（※優待を得るには最低200株以上の保有が必要です）。
その魅力的な優待内容から人気が高く、優待権利確定日に近づくにつれて投資家の注目が集まり、買いが入りやすいと考えられます。では、同社株を今のうちに購入した場合、どのようなパフォーマンスになるか検証してみましょう。
同社株を4月末に購入し、6月権利確定日前に売却した場合の検証を行います。この検証のとおりに売買をした場合、株主優待は取れませんが、売買益によるパフォーマンスを確認することができます。
■検証結果■
システムトレードの達人
- 勝率：86.36％
- 勝ち数：19回
- 負け数：3回
- 引き分け数：0回
- 平均損益（円）：8,831円 平均損益（率）：4.42％
- 平均利益（円）：10,479円 平均利益（率）：5.24％
- 平均損失（円）：－1,606円 平均損失（率）：－0.80％
- 合計損益（円）：194,291円 合計損益（率）：97.15％
- 合計利益（円）：199,108円 合計利益（率）：99.56％
- 合計損失（円）：－4,817円 合計損失（率）：－2.41％
- PF（プロフィット・ファクター）：41.334
- 平均保持日数：55.00日
検証結果を見てみると、勝率は86.36％、1トレードあたりの平均損益は4.42％です。勝率が高く平均損益もプラスとなっていることから、良好な成績といえるでしょう。優待権利確定日から約2カ月前の早めに注目しておくことで高値づかみして、優待権利落ち後に損失を被るリスクが低くなるでしょう。
6月オススメ優待銘柄その3：北海道コカ・コーラボトリング＜2573＞
【業務内容】大日本印刷の子会社。北海道地盤に清涼飲料を製造・販売【単元株数】100株
【最低購入金額】41万1500円（2022年4月12日時点）
【権利確定月】6月末、12月末
【優待内容】
100株以上：2800円相当の自社商品
600株以上：3500円相当の自社商品
北海道コカ・コーラボトリング＜2573＞の優待内容は自社商品の詰め合わせです。同社が製造している飲料品（炭酸飲料や缶コーヒーなど）を受け取ることができます。詰め合わせの内容は、年によって異なる場合がありますが、コカ・コーラ製品が好きな人にとってはたまらない内容です。人気が高いことから、優待権利確定日に近づくほど注目を浴び、買いが入りやすくなる傾向にあります。
では、同社株を今のうちに購入した場合、どのようなパフォーマンスが得られるか検証してみましょう。同社株を4月末に購入し、6月権利確定日前に売却した場合の検証を行います。この検証のとおりに売買をすると、株主優待は取れませんが、売買益によるパフォーマンスを確認することができます。
■検証結果■
システムトレードの達人
- 勝率：80.00％
- 勝ち数：16回
- 負け数：4回
- 引き分け数：1回
- 平均損益（円）：7,580円 平均損益（率）：3.79％
- 平均利益（円）：11,452円 平均利益（率）：5.73％
- 平均損失（円）：－6,013円 平均損失（率）：－3.01％
- 合計損益（円）：159,171円 合計損益（率）：79.59％
- 合計利益（円）：183,224円 合計利益（率）：91.62％
- 合計損失（円）：－24,053円 合計損失（率）：－12.03％
- PF（プロフィット・ファクター）：7.618
- 平均保持日数：55.00日
検証結果を見てみると、勝率は80.00％、平均損益は3.79％です。勝率が高く、平均損益もプラスのため、株価の値上がりが期待できる銘柄といえるでしょう。
注目度の高い人気の優待銘柄は、権利確定日が近づくにつれて株価が上昇していく傾向があります。権利確定日直前にあわてて購入し、高値づかみで不用意な損失を被ることのないように気を付けましょう。今のうちから好優待銘柄を先回りして購入しておいてはいかがでしょうか。
株の売買を行うに際して今回のように簡単な検証を行うと、これから行おうとしている投資が、どの程度リターンを期待でき、どの程度リスクがあるのか事前に把握することができます。検証を行ってから投資すればきっと、安心感が違うことでしょう。みなさんも投資する際には一度検証してくださいね。
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（このテーマでの検証については、【システムトレードの達人】を使って検証しています。記事の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性、利用者にとっての有用性を保証するものではありません。当社及び関係者は一切の責任を負わないものとします。投資判断はご自身の責任でお願いします）
