老後資金を自分で準備するために、民間の保険会社の個人年金保険への加入を考える人もいるのではないでしょうか。個人年金保険は、将来年金を受け取る期間や受取方法、元本保証で満期保険金が決まっているもの、運用次第で満期保険金が変動するもの等、さまざまです。その人のライフスタイルによって選び方が異なります。

今回は、個人年金保険を選ぶ時のポイントについて解説します。
どの個人年金保険に加入しよう……選ぶ時のポイントを知りたい!

どの個人年金保険に加入しよう……選ぶ時のポイントを知りたい!

 

個人年金保険を選ぶ時のポイント

個人年金保険を選ぶ場合におさえておきたいこととは、次のようなことがあげられます。

・保険料の支払い期間、満期保険金の受け取り開始年齢等が自分の将来設計にあっている
・その個人年金の満期保険金が、元本保証型なのか、変額型なのか、自分の希望にあっている
・できるだけ返戻率が大きい商品を探す(返戻率とは負担した保険料に対して受け取れる年金額の割合)
・毎月の保険料が、収入から滞りなく支払いできる金額である
・保険料払込期間中に、三大疾病(がん・心筋梗塞・脳卒中)等の大きな病気になった場合の保険料払込免除があること
・個人年金保険料控除、または生命保険料控除が適用される商品であること


個人年金保険を選ぶ際にはまず、自分が途中で解約したりせず毎月保険料を支払うことができるか、満期保険金の受け取りタイミングが、自分の将来のマネープランにあっているものを選びましょう。

さらに個人年金保険は、現在では元本保証型の他にも「変額個人年金保険」が増えています。変額個人年金保険は、運用実績次第で大きく変動する商品なのです。変額年金をおすすめされた場合は、商品の内容については注意をしておきましょう。なぜならコロナショックや地政学リスクが起こると、運用成績が悪化して元本割れする可能性があります。

個人年金保険のタイプを把握した上で、返戻率ができるだけ高いものに加入すると、満期保険金(返戻金)として受け取れるお金が多くなりますので、探してみることをおすすめします。

保険料を払っているタイミングで三大疾病にかかってしまった場合、保険料をそれ以上払わずにすむ個人年金がありますので、免除の特約がついているかを確認しておいたほうがいいでしょう。

個人年金保険は、節税メリットを享受できる個人年金保険料控除または生命保険料控除が適用される場合がほとんどです。その商品にも適用されるかを聞いてみましょう。

最後に、個人年金を選ぶ時に重要なポイントは、内容がよくわからないものには加入しないということです。なぜなら、加入した後に、すぐに解約をしてしまうと、解約返戻金が全くもらえないことがほとんどです。加入する時は、自分が理解できるまできちんと説明してもらうことを忘れないでください。
 

毎月の保険料はいくら支払えばいい?

個人年金保険料控除・または生命保険料控除を最大限に受けたい人は、年間の払込保険料を8万円以上(月額としては約6700円)払うと、所得税から最大4万円の個人年金保険料控除を受けられます。

毎月の保険料としては、多くても収入の5~10%くらいが目安(例として手取り20万円だったら5000~1万円ぐらいが限度)になるのではと思います。無理せずに、きちんと支払える金額に設定してください。

通常、月払い契約の場合は、その月の月末までが払込期限になりますが、猶予期間が設けられており、翌月末まで保険料の支払いが可能です。猶予期間を経過してしまうと、保険の契約は失効になってしまいます。きちんと自分が支払える金額にすることです。


監修・文/深川 弘恵(ファイナンシャルプランナー)

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