節約

そのまま片づけると危険!カビの元! 加湿器のタンクの汚れやホコリを除去して来シーズン後悔しない

冬場に使うことが多い加湿器。春になり使わなくなってそのまま放置していると、来シーズン後悔することに……。シーズン終わりにしっかりやっておきたい、加湿器のメンテナンス方法をご紹介します。

矢野 きくの

執筆者:矢野 きくの

節約・家事・100円ショップガイド

湿度が低く乾燥がはげしい冬場に使われることが多い加湿器。オールシーズン使っているご家庭もありますが、そうでない場合はそろそろ使わなくなってきているのではないでしょうか。

いつの間にか使わなくなってそのまま放置しておくと、来シーズン使おうと思ったときにカビが発生していたということにもなりかねません。今回はシーズン終わりにしっかりやっておきたい、加湿器のメンテナンス方法をご紹介します。
 

まずは「取扱説明書」でメンテナンス方法を確認

家電はとくにメンテナンス方法こそ、「取扱説明書」で確認したいものです。まずは自分の加湿器の取扱説明書で掃除の仕方を確認してください。製品によってメンテナンス方法はさまざまです。

取扱説明書を捨ててしまったという人は、最近はウェブ上で公開していることが多いので、機種名などで検索するといいでしょう。
 

加湿器のタンクは「クエン酸」で掃除する

一般的な加湿器の掃除例。クエン酸を使いタンク内部を掃除する。

クエン酸を使いタンク内部を掃除する。

ここでは一般的な加湿器の掃除の仕方をご紹介します。内部のタンク部分にクエン酸と40度ほどのお湯を入れ、30分~1時間ほど放置します。「クエン酸掃除」などの機能がある場合は、水とクエン酸を入れてボタンを押してください。 
 

本体のカルキ汚れは「クエン酸シート」で掃除する 

蓋にカルキ汚れがついている場合はクエン酸シートで拭く

蓋にカルキ汚れがついている場合はクエン酸シートで拭く

タンク以外の場所にも水道水のカルキ汚れがついている場合は、クエン酸シートや、クエン酸水をキッチンペーパーに染み込ませたものなどで拭き掃除をします。
 

放っておくとカビの原因に! 加湿器は内部の細かい溝までしっかり乾燥を

溝やパッキン部分に水分が残っていないように乾燥させる

溝やパッキン部分に水分が残らないように乾燥させる

タンクに水が入っていたり、内部に水が残っている状態で何カ月も放置するのはカビの原因となります。水を出した後、蓋を開けるなどして1~2日そのままにしておき、乾燥させましょう。

その際に気をつけたいのは、細かい溝などに残っている水分です。綿棒やティッシュを使って、水分をしっかり拭き取りましょう。
 

加湿器のホコリ汚れも忘れずに

ホコリがたまりそうな場所はブラシで掃除する

ホコリがたまりそうな場所はブラシで掃除する

ホコリがついているのもカビの原因になりかねません。細かいパーツがある場合は、使い終わった歯ブラシなどを使い、しっかりとホコリを取り除きましょう。
電源ケーブルのホコリもとる

電源ケーブルのホコリもとる

電源ケーブルにもホコリがついている場合があるため、しっかり拭き取りましょう。またシーズンオフ中、加湿器本体から電源ケーブルを外しているうちに紛失してしまったということにならないためにも、養生テープなどを使って本体に貼り付けておくなどしておきましょう。

来シーズンも清潔な状態で使うために、しばらく使わないご家庭では今回ご紹介したような方法で加湿器を掃除してあげてください。
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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