時間が過ぎるのが早い……焦ってしまうときはどうしたらいい?
1:やりたいことは紙に書いて、見えるところに置いておく
目先の作業にばかり追われてしまうと、「この1年のうちにやっておきたいこと」「人生においてやり遂げたいこと」を忘れてしまいがち。まず、やりたいことはきちんと紙に書いて、いつも見えるところに置いておきましょう。ふと時間ができたときには、それを優先的にやろうと思えるようになります。ただし、そのやりたいことは、心の底から望むことであることが大事。後回しにしてしまっていることは、実は「やりたくないこと」である可能性もあります。もし「やりたくないけど、やらなくてはいけないこと」である場合は、本当に自分がやらなくてはいけないことなのかを考えましょう。
自分がやらなくても代理の人にやってもらう方法があれば、そのほうが実現しやすい場合もあるからです。
2:時間は有限なので、優先順位をつけて行動すること
時間は限られているので、やりたいことを何もかもやるのは難しいです。物事に優先順位をつけて、やること、やらないことをジャッジしたほうがいいでしょう。まとまった時間を作るのが大変なのであれば、1日15分だけでも時間を作って、毎日行うだけでも、1年後には随分変わってきます。意外と人は、1日のうちダラダラとスマホを見ていることが多いもの。その時間をやりたいことに費やすだけでも、違ってくるでしょう。
3:できていないことの裏には、「できていることもある」ことを理解する
特に、働きながら子育てをしている人は「もっと仕事をしっかりやりたいのに、時間が足りなくてできない」「もう少し家事を丁寧にやりたいのに、思うようにできていない」と自分を責めてしまいがち。そうやって「できていないこと」ばかりに目を向けるのではなく、1日の限られた時間のなかで自分が「できたこと」に目を向け、自己を認め、褒めてあげることも大切です。むやみに自分を責める癖はなくしましょう。
4:完璧を求めすぎないこと、ストレスを溜めないことは大事
完璧さを求めてしまうと、理想通りにいかなくてイライラしてしまうことが多いもの。もちろん仕事上でのミスなどは許されないこともあるので、気を付けなくてはいけませんが、何でもかんでも完璧にやろうとすると、心が追い詰められてしまいます。ストレスや疲労から心身が病んでしまっては、やりたいこともできなくなるでしょう。健康を第一に考え、時には「やらなくてはいけないこと」から自分を解放してあげることも重要です。
「こうでなくてはいけない」という固定概念を抱いている人ほど、その通りにできない自分や人のことを責めてしまいがち。それでは、物事がうまく進みにくくなってしまうし、幸せから程遠くなってしまいます。柔軟性をもって、臨機応変に対応できるようになったほうがいいでしょう。
5:生きている上で一番大事なのは、「幸せであること」
「やりたいこと」「やるべきこと」をするのは大切なことですが、生きている上で一番大事なのは、「幸せであること」です。やりたいことができていない自分を責めてしまっては、むしろ幸せから遠ざかってしまいます。また、イライラしてしまっていては、周りの人にも嫌な思いをさせてしまい、人間関係が悪くなってしまいます。日ごろから「自分で自分の機嫌をとって、ご機嫌でいられること」を目指しましょう。
そのやりたいことが、必ずしもできていなくても、「今、それなりに幸せならOK」と思えるようになることも大切。理想ばかり自分に押し付けて、苦しまないように気を付けたいものですね。