家族がソフトバンクを契約中の場合、ワイモバイルも視野に
ソフトバンクもあまりギガを使わないスマホデビューの人向けに「スマホデビュープラン」が用意され、月5GBで5分以内の国内通話がかけ放題で翌月から12カ月間990円、14カ月目以降は2178円となっている。「スマホデビュープラン」(出典:公式サイト)
・「ワイモバ親子割」
サブブランドであるワイモバイルでは家族割引とワイモバ親子割を適用することで、5~18歳の人が月15GBで、翌月から12カ月間は990円、12カ月目以降は2090円、家族が契約する1回線目が翌月から13カ月目まで月15GBで2178円、14カ月目以降が3278円となる。
「ワイモバ親子割」(出典:公式サイト)
オンライン専用プランはありか?
ここ最近、NTTドコモ「ahamo」、au「povo」、ソフトバンク「LINEMO」などのオンライン専用プランが登場しているが、スマホデビューする若年層であればデータ容量が多く、料金も安い、これまで紹介したキャンペーンを適用させたほうがお得なケースが多い。いずれも安価な料金プランが適用されるのが「最大12カ月」といった期間限定になっているのだが、いまでは2年縛りもなければ、解約する際の解除料も不要になっているので、解約しやすい状況となっている。
12カ月後、「高くなるのが嫌だ」というのであれば、12カ月後にとっとと解約して、別のキャリアの18歳以下向けキャンペーンを契約すればいいだろう。若者向けの顧客獲得合戦は熾烈となっており、1年後にはさらに魅力的なキャンペーンが出る可能性がある。
いまの若者であれば、キャリアのアドレスにこだわる必要もないだろう(ちなみに2021年12月から、キャリアのメールアドレスを有料で持ち運べるようになっている)。
SIMフリーのスマートフォンを持ち、1年ごとに安価なキャリアやキャンペーンを渡り歩いて、使っていくのが、これからの賢いスマートフォンデビューのやり方といえるだろう。
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