Q:税金は、いつまで払うことになるんでしょうか? 一生でしょうか?
「税金は、いつまで払うんでしょうか? 年金暮らしになっても、一生支払うんでしょうか?」(50代・会社員)税金は何歳まで支払う必要があるの?
A:所得を得たり、家や自動車を所有したり、消費をすることがあれば何歳であっても、税金を払い続けることになります
「高齢になって収入がなくなれば、税金を負担する必要がなくなる」と思いがちですが、年金生活となり毎月の給与収入がなくなっても、一定の金額以上の年金所得がある人は、毎月の年金額から所得税が天引きされます。また、同じように日本に住んでいる人で一定の金額以上の所得がある人は、さまざまな行政サービスを受けるために、住民税を支払う必要があります。その他にも、例えば、持ち家などがあり所有者となっている場合には、固定資産税を支払う必要がありますし、車を所有している人は自動車税を納める必要があります。また、税金の中でも一番身近なものは、日々支払っている消費税であり、日本国内でものを買うなど消費をする場合には消費者が負担することになります。
結論としては税金は何歳まで払えばいい、というものではありません。所得を得たり、家や自動車を所有したり、消費をすることがあれば何歳であっても、税金を払い続けることになります。
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監修・文/深川弘恵(ファイナンシャルプランナー)
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