節約

お気に入りの衣類に“残念な毛玉”… そもそもなぜできる?事前に防ぐコツや服を傷めない取り方

大切な衣類の毛玉を防ぐためにはどうすればよいでしょうか。毛玉ができやすい素材や毛玉取りのおすすめ方法などをご紹介します。

矢野 きくの

執筆者:矢野 きくの

節約ガイド

お気に入りの服に毛玉ができてしまい、そのまま着続けていたらどんどん増えていってとても人前では着られないような状態になってしまった、なんてことありませんか。せっかくの大切な服は、長くきれいな状態で着たいものです。

今回は冬物衣類のお悩みの定番である、毛玉をおさえるためのコツについてご紹介します。
 

毛玉ができやすい素材は?

毛玉のあるセーター

衣類が擦れて毛羽立ったものが毛玉になる

毛玉とは、服を着ている間や洗濯のときの摩擦によって、衣類の表面が毛羽立ち、毛羽立った繊維が絡まっていき、丸く玉になった状態のものをいいます。

毛玉というとセーターのイメージが強いかもしれませんが、スウェットやパーカーのような素材も着方によっては毛玉ができてしまいます。
 

毛玉をできにくくするためには?

それでは、どのようにすれば毛玉をおさえることができるのでしょうか。

▼できる限り重ね着を避ける
素材の問題もありますが、重ね着をするとどうしても衣類同士が擦れるため、毛羽立ち毛玉ができやすくなってしまいます。セーターの上にコートを着ないというのは防寒を考えると現実的ではないと思いますが、お気に入りの服はできる限り上に着ないようにすれば毛玉を防ぐことができます。重ね着をしたい場合は、ぴっちりしたものではなく、できる限り余裕があって摩擦を防ぐものを上に着るようにします。

▼洗濯のときに柔軟剤を使用する
衣類の静電気をおさえるために、洗濯のときには柔軟剤を使用しましょう。家で洗濯をしないものには、静電気防止スプレーを利用するようにします。

▼洗濯をするときは手洗いか洗濯ネットを使う
毛玉ができやすい素材のものを家で洗濯するときは、手間がかかっても手洗いすることをおすすめします。洗濯機で洗う場合は、裏返しにしてたたんだ状態で洗濯ネットに入れ、おしゃれ着洗い用の洗剤を使ってドライコース(それに類するコース)で優しく洗濯するようにしましょう。
 

毛玉取りにおすすめの方法は?

毛玉取りのおすすめ刃の薄いハサミ

毛玉取りには、眉毛カット用のハサミなど刃が薄いものがおすすめ

どんなに丁寧に扱っていても、毛玉はできてしまうものです。毛玉ができてしまったら、一つ一つ丁寧に取っていくのがおすすめです。眉毛カット用のハサミなど、刃に厚みのないハサミであれば、比較的毛玉を取りやすいでしょう。

ひげ剃りのような毛玉取り専用の機械であれば、毛玉の上を滑らせるようにするだけで取れるため、手間はかかりません。しかし、切れ味の悪いものだと余計に擦ってしまい生地を傷めてしまうため、試しに目立たない部分で切れ味を確認してから使いましょう。
 
せっかくのお気に入りの服。長くきれいな状態で着ることができるように、できる限り毛玉を防いでおきましょう。
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