1. 久しぶりにコンパクトデジタルカメラの買い替え
仕事柄取材やインタビュー、製品レビューなどでデジカメを使うことは少なくありません。しかし近年、スマートフォンのカメラ機能が優秀になったこともあり、コンパクトデジカメの出番は減っていました。そんな中で以前から使っていたデジカメが故障。レンズ交換式デジカメへの買い替えや買い足しなど、いろいろ考えた中で選んだのがソニーの「VLOGCAM ZV-1G」です。実はこのモデルの発売は2020年で、発売された直後に製品レビューをしたことがあります。通常のコンパクトデジカメとしての機能に加えて、VLOGが撮れるようになっているのが最大の特徴で、バリアングルモニターを使った自撮りや、動画配信やライブストリーミングが手軽にできます。また、PCに接続すれば、リモート会議用のカメラとしても利用可能です。 このような動画機能が充実したデジカメは近年増えていて、ソニーからは2021年、レンズ交換式の上位機が登場しています。ですが今回はあえて、サイズや取り回しの良さ、コストパフォーマンスの点で、「VLOGCAM ZV-1G」を選びました。静止画の質の高さも魅力のポイント。使い勝手がアップするオプション品が多いのも評価できます。使い始めて数カ月、常にカバンに入れて持ち歩き、大活躍しています。
2. パンはもちろん、揚げ物の温め直しにも大活躍
2021年初頭に発売され、2021年の白物家電業界のヒット商品のトップランナーとして、この一年を走り抜いたのがパナソニック「オーブントースター ビストロ NT-D700」。実勢価格は2万円台後半と非常に高価な、いわゆる高級トースターです。 「NT-D700」の最大の特徴は合計3本の遠・近赤外線ヒーターを搭載し、モードごとに緻密なプログラムで加熱できることにあります。例えば、通常のトースターでは4枚切りのような厚切りパンが冷凍されていると、表面は焼けても中まで温まっていなかったりして、おいしく焼くのは大変でした。しかし、「NT-D700」では「冷凍トースト」モードや「冷凍厚切りトースト」モードを用意。厚切りの冷凍パンもおいしく焼き上げることができます。さらに、低温でじっくり焼き上げることで甘みが倍増した焼き芋機能や、市販の揚げ物の温め直しがおいしくできるモードを搭載。朝食のトーストだけでなく、さまざまな料理に活用できる高性能トースターです。
3. 薄型スリムなホットプレートがダイニングのレギュラーに
近年ホットプレートにさまざまなタイプが増えています。昔ながらの黒くて大きいタイプに加えて、小型で簡単に鍋や蒸し物などもできるおしゃれなホットプレートも登場。そんな中で注目したいのが「abien MAGIC GRILL」です。 薄型プレートにスタンドを取り付けるだけのシンプルな構造。それでいてしっかりとステーキや焼肉などの加熱調理ができるホットプレートです。特殊コーティングを施された表面はサッと拭くだけで焦げ付きなどが取れてメンテナンスも簡単。使っていない時はスタンドを取り外して立て掛けておくこともできます。縁の立ち上がりがないので、水分の出る食材には向きませんが、その代わり串物などが焼きやすいのはポイントです。
4. コーヒー豆代だけで高性能コーヒーマシンが使える「ミーオ!デロンギ」
最後は、イタリアの家電メーカーデロンギが2021年に始めた、コーヒー豆のサブスクリプションサービス「ミーオ!デロンギ」です。月額5100円で、イタリアのコーヒーメーカームセッティ社のコーヒー豆が毎月送付されます。 このサービスがすごいのは、加入するとデロンギの全自動コーヒーマシンが付いてくることです。利用できるのは、ボタンを押すだけでエスプレッソやカフェジャポーネが抽出できる「全自動コーヒーマシン ECAM22112B/W」。しかも、最低購入回数(12回もしくは24回)が満了したら、コーヒーマシンはもらえちゃいます。つまり、2年分のコーヒー豆の代金で全自動コーヒーマシンが自分のものになるということ。このお得さのため、サービスが始まってすぐの春頃は何度も品切れになっていました。コーヒー豆は6種類ありその都度選べるのもポイント。2カ月ずつまとめてコーヒー豆を届けてくれる「デロンギおすすめコース」にすれば1回9000円、1カ月あたり4500円とさらにお得になります。コーヒー好きには見逃せないサービスです。
・ミーオ!デロンギ
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