2022年は「財運」と「健康運」に大いに恵まれる年
2022年の干支は「壬寅」、財運と健康運に大いに恵まれる年になりそうです。そこで今回は、2022年のマネー風水、更に財運をアップさせる通帳や証券の保管場所など、富をもたらすインテリアの工夫をご紹介しましょう。
干支と風水は、共に中国の古代思想である「陰陽五行説」から生まれたものです。それによると壬寅は、五行の中でも「水」と「木」の運気が強い年。「水」は財運を、「木」は健康運を司るとされています。
ちなみに風水では、金運と財運は異なるものとされています。金運はお金が入ってくるけれども、その分出ていく、「巡りよく循環すること」を指します。財運は自分のところに「お金が留まって」プールされ、それが増えていくことを指します。
2022年は財運が好調の年ですから、貯蓄や投資に力を入れてみるのもいいかもしれませんね。それでは、好調の財運を更にアップさせる、風水インテリアのポイントをご紹介しましょう。
「財運」が上がる通帳や証券の保管場所は?
中国では古くから、「北に黒色のタンスを置き、その中に財を入れておく」のが財運をもたらすインテリアの定番でした。北と黒色は、共に財運を司る「水」に属し、運気を高めてくれるものです。通帳や証券、金塊や現金など、財産に関係するものは、家の北側に保管をし、黒いタンスや金庫、ケースなどに入れて財運アップを狙いましょう。
他に「水」の運気を高めるものには、黒い鉄、亀の置き物、甲殻類やシェル素材などがあります。
ただし財が貯まれば、不安も大きくなるもの。空き巣などに侵入されないよう、しっかりと防犯対策をしておきましょう。
「借金」も資産? 水まわりの汚れでよくないものが溜まる
「水」の運気と強い関連があるのが、キッチンや浴室、洗面、トイレなどの水まわりです。風水では、良い運気は美しく整えられたところにやってくるとされています。財運アップを狙うなら、水まわりの徹底掃除でキレイをキープしておきましょう。
気をつけたいのは、風水での財運とは、良い悪い関係なく「溜め込む」という意味があることです。風水は汚れや淀みを嫌います。「借金も資産」という言葉があるように、水場を汚いままにしておくと、自分にとってあまり好ましくないものも溜まってしまうかも。
2022年は、水まわりはいつも以上にていねいに掃除をしておくのがよさそうです。
「音楽」を聴くと運気があがる? 富貴者の習慣
財運アップ風水、最後は音楽です。音楽を聴くことそのものが「水」に属し、運気を高めてくれます。また「水」には冷静、沈着の意味もあります。中国では巨万の富を抱えた富貴者は、必ずといっていいほどお抱えの楽師に美しい音楽を奏でさせていたと伝えられています。また財産を増やすためには冷静な判断が欠かせません。そこで、そんな言い伝えにあやかって、音楽を聴く機会を増やしてみるのはいかがでしょう。
2022年の壬寅は、マネー風水で財運を大幅アップ! 笑顔あふれる1年にしましょう。
風水監修:村上瑞祥