2021年に買ってよかったモノ5選
コロナ禍で様々な生活様式が変化するなか、毎日の食事スタイルも変わってきました。我が家で活躍したのは、おうちご飯を楽しむための調理家電や、調理の手間を軽減できた個包装の食品、自宅にいながらお取り寄せできる冷凍スイーツなどでした。順にご紹介します。
1. おうちご飯がこれ1台で楽しく! お手入れも楽チンな「abien MAGIC GRILL」【J-FUN】
コロナ禍で外食よりもおうちご飯が増えるなかで、子どもたちと食事を楽しむツールとして大活躍してくれているのが、「abien MAGIC GRILL(アビエン マジックグリル)」。2021年グッドデザイン賞を受賞している、新世代のホットプレートです。
最大の魅力は、なんといってもコンパクトな形状! 極薄の鉄板にスタンド脚を取り付けるだけですぐに使え、テーブルの上でも場所をとりません。油を敷かずとも食材に均一に火が入るため、シンプルな焼き野菜やお肉のおいしいことといったら!
さらに、パンケーキやクレープなども焼きムラなくきれいに焼けるので、子どもたちと一緒にクレープパーティーも楽しんでいます。
そして、後片付けのしやすさも大きな魅力。極薄の鉄板を洗うだけなので、調理後のまな板と同じくらいのレベルでさっと片付きます。
実は我が家には普通のホットプレートもあり、そこそこ稼働率も高かったのですが、「abien MAGIC GRILL」を購入してからは、たこ焼き以外の出番がめっきり少なくなりました(笑)。
2. 個包装で袋ごとレンジでチン! 便利すぎる「中華まん」【新宿中村屋】
おやつや朝食、夜食にと、様々なシーンで気軽に食べられる中華まん。従来は食べる際に、1個ずつお皿にのせてラップをかけて温め、食べきれない分はこれまた1個ずつ包んで冷凍保存……という消費の仕方でしたが、そんな常識を覆す商品が、「新宿中村屋」から2021年8月に発売されました。
個包装で保存しやすいのに加え、外袋ごと電子レンジで温められるという、大変便利な中華まんなんです。味は、肉まん、あんまん、ピザまん、インドカレーまんの4種類があり、6個入りのボリュームパック(希望小売価格535円)では、3個ずつ2種類が入っているのが嬉しいところ。
ちなみに食べる際は、電子レンジで既定の時間温めてから、そのまま少し置いてから開封すると、熱が均一に通り、よりふっくらおいしく食べられますよ。
新宿中村屋
新宿中村屋そのほかの中華まん:天成饅詰合わせ
3. ケーキの箱がすっぽり入るエコバック【パティスリー クグラパン】
レジ袋有料化に伴い、エコバッグを持ち歩くことがすっかり日常となりましたが、普段使っているエコバッグでは持ち帰りが難しい商品もいくつかあります。
その一例が、ケーキ屋さんのケーキ。ただでさえ壊れやすいので平らに持ち帰りたいところですが、一般的なエコバックではマチが足りません。それゆえ、オリジナルの保冷バッグを販売しているケーキ屋さんが多いのですが、厚手で大きく、女性のカバンにしまって持ち運ぶには難しい大きさなので、つい出番が少なくなってしまいます。
そこで筆者が愛用しているのが、布製で折り畳めて、マチのあるエコバッグ。写真は、神奈川・鎌倉の「パティスリー クグラパン」のオリジナルエコバッグで、店のモチーフであるウサギのデザインも可愛らしくて気に入っています。
マジックテープで止めてコンパクトに畳めるので仕事用のカバンに常に入れていて、急な買い物時にも重宝しています。
パティスリー クグラパン
4. 冷凍スイーツの進化を実感!「生 クレームブリュレ・タルト」【銀座ぶどうの木】
コロナ禍でのスイーツの動向でとくに注目しているのが、「冷凍スイーツの進化」。コンビニやスーパーでの取り扱いも増え、とくに最近は「解凍の手間なく、冷凍庫から出してすぐに食べられる」ことを売りにした冷凍スイーツも増えています。
そうしたなか、まさに商品名通りの味わいに感動したのが、この「冷凍なのにそのままで美味しい 生 クレームブリュレ・タルト」(税込1890円)。「銀座ぶどうの木」と、雑誌「Hanako」とのコラボレーションブランド『喫茶店に恋して。』の第3弾として2021年10月に発売された商品です。
クレームブリュレというと、表面はパリッ、中はとろけるような食感のコントラストが魅力ですが、この商品はその醍醐味を冷凍下でも見事に再現!
カラメルのほろ苦さと、クレームブリュレのミルキーな風味が合わさって、本格的な味わいが楽しめます。また、時間の経過とともに味わいや食感が変化するのも、冷凍スイーツならではの楽しみです。
カット済なので食べやすく、可愛らしいデザインのパッケージはギフトにも最適。自分用にも、手土産にも使いやすい商品です。
5. 極上のふわふわ感! 手作りならではの「朝焼きカステラ」と「カステラサンド」【焼きたてカステラの店 茶和-sawa-】
2021年も様々な飲食店に取材に伺いました。なかでも印象に残ったのが、神奈川・二俣川にある『焼きたてカステラの店 茶和-sawa-』。実は過去にも情報誌の取材でお世話になっており、数年ぶりの嬉しい再会となりました。
女性店主が毎朝焼き上げる「朝焼きカステラ」は、極上のふわふわ感と、卵のやさしい香りが持ち味。一般的にカステラは焼成後、一晩おいて味を落ち着かせるものですが、同店では手作りならではの味を楽しんでもらいたいと、毎日焼きたてを販売しているのです。
「朝焼きカステラ」は、日持ちがあまりしないので店頭のみの販売ですが、カステラにバタークリームをサンドした「カステラサンド」は、お取り寄せも可能です。パウンドケーキよりもしっとりとして生地にコクがあり、ひと味違ったおいしさにハマります。
焼きたてカステラの店 茶和-sawa-
何かと行動に制限が伴い、子どもも大人もストレスが溜まりがちな生活のなかで、食事やおやつの時間は手軽なリフレッシュにもなり、楽しさを家族みんなで共有することができる大切な時間です。食がもたらしてくれる幸せやパワーがいかに大きいかを、コロナ禍で改めて実感しています。