「天性の人たらし」の特徴って? 真似したいポイント3つ
1:愛想がよく、相手に「この人は自分の味方だ」と思わせることができる
万人に好かれる人は、愛想がいいもの。ムスッとした表情をしていて好かれることはありません。日頃から、機嫌よくしていたほうがいいでしょう。中には「四六時中、機嫌をよくなんてしていられないよ」と思う人もいるでしょう。そういう人は「自分で自分の機嫌をとる」ことが大切です。人に八つ当たりをしたり、気を使わせたりするようでは、いい意味での「人たらし」にはなれないでしょう。
人たらしの最大の特徴は、相手に「この人は自分の味方だ」と思わせることが上手な点です。相手から「味方」だと思ってもらうために大切なのは「相手の良き理解者になる」こと。そのためにも、相手のいいところを褒めてあげられるようになりましょう。
とはいえ、誰もが気づくような長所を褒めても、相手は「この人は私(僕)のことを分かってくれている」なんて思わないもの。言われ慣れていることもありますしね。だから、表面的な魅力ではなく、より内面的なところを褒めるのが大事。そのためにも、日頃から相手をよく観察し、他の人が気づかないような魅力を見つけて褒めるといいでしょう。
2:悪口を言わない
万人に好かれるために一番大事なのは「悪口を言わない」ことです。これは、「褒める」よりも大切なことだと言っても過言ではありません。人に好かれやすい人の多くは、周囲の人に「あの人は、誰に対しても悪いことを言わない」と思われています。それだけ「悪口を言わない」というのは、魅力なのです。一度、悪口を言っているときの自分を鏡で見てみるといいでしょう。意地悪そうな表情をしていませんか? そんな表情をして、人に「素敵だ」と思われることは少ないはずです。
さらに、先ほども伝えたように、人たらしの最大の特徴は、相手に「この人は自分の味方だ(=自分の敵ではない)」と思わせることです。悪口を言わなければ、相手に「この人は、私のことも悪く言わないだろう」という安心感を抱かせることができます。だから、好かれやすくなるのです。
逆に、悪口ばかり言っていると「この人は、私がいないところでは、私の悪口を言っているのかもしれない」と、相手を不安がらせてしまう可能性があります。
3:誰に対しても分け隔てなく接する
人たらしの人は、誰に対しても優しく接します。「自分だけに優しくしてくれる人」を求める人は多いですが、そのような人は相手と関わる上で「自分にメリットがない」と分かった途端に、手の平を返すように冷たい態度をとることも。それは、“本当に優しい人”ではなく、メリットのある相手に優しいふりをしたら得をすると思っている“打算的な人”に過ぎません。相手によって態度を変え、自分にとってメリットのある人にはおべっかを使う人は、結果的に嫌われやすいものです。だから、多くの人に好かれたいのであれば、誰に対しても分け隔てなく接することが大事です。
また、どんなに自分の社会的地位が上がったとしても、偉そうな態度をとるのは禁物。威張る人を好きだという人は、まずいません。どんな相手のことも尊重し「自分と同じ立場」だと思って接する人こそが、人に好かれるのです。
「人たらし」の真似したいポイントを3つ紹介しました。これらは、簡単なようで意外と難しく、精神的な成長なくしてはできないことも多いでしょう。多くの人に好かれる人というのは、それだけ優れた人格を持っている、ということなのですね。