「言い方がきつい人」に傷ついてしまう…どう接するのがベスト?

「言い方がきつい人」に傷ついてしまう…どう接するのがベスト?

仕事相手や友人の中にも、「言い方がきつい人」はいます。たとえ伝えている内容が正しくても、やたらときつい言い方をしてくる人と関わっていると、心が傷ついてしまう……と感じる人も多いのではないでしょうか。相手と頻繁に会う間柄の場合、どのように接するのがベストでしょうか?
 

言葉は暴力になり得る! 可能なら距離を置いたほうがいい

言葉は、人を傷つける凶器になり得ます。つまり、相手にひどい言葉を投げること=暴力、になる可能性もあるのです。きつい言い方をしてくる人に傷ついてしまうなら、距離を置いたほうがいいでしょう。

きつい言い方をしてしまう人は「相手の立場に立って物事を考え、言葉を発する」ことが苦手です。いくらその人に対して「きつい言い方を直してほしい」と思っても、その本質はそう簡単に変わりません。すなわち、「言い方」だけの問題ではなく、「考え方」や「性格」にも関わる問題だということです。

ただし、きつい言い方をしてくる人とは、必ずしも距離を置ける訳ではありませんよね。仕事関係の人や、家族、友人など、簡単には縁の切れない相手の場合はどうしたらいいのでしょうか。
 

仕事関係の人の場合は、然るべき相手に相談を!

仕事で関わらなくてはいけない相手の場合は、人事部や上司など、然るべき相手に相談したほうがいいでしょう。

言い方がきつい人は「誰に対しても失礼な言い方をする」のではなく、「相手によって態度を変えている」可能性も。自分よりも“相性のいい相手”に担当を変わってもらうのは、1つの方法です。

また、例えばクレームの電話を受けることが多いテレホンアポインターなどの仕事をしていて、言い方がきついお客さんの言葉に傷ついてしまう場合、そもそもその仕事が向いていない可能性があります。言い方がきつい人に傷ついたときは、自分の環境を見直すことも大切です。

それでも、苦手な相手と接し続けなくてはいけない環境の場合は「相手の言葉を真に受けないぞ!」「この人は、口が悪くて、心ないことを言う人なんだ」と覚悟をして関わることで、ダメージを受けにくくするのも手です。

ただし、「相手の心無い言葉に対して、真に受けない人になる」ことを目指すのは、必ずしも正解ではありません。それについては、最後に紹介します。
 

親しい人の場合は、教えてあげることも大切!

家族や友人など、親しい人がきつい言い方をしてくるときは「相手の立場に立ってものを言うこと」「言葉を選ぶこと」の大切さをきちんと教えてあげましょう。

内容は正論でも、その「きつい言い方」ゆえに、主張を受け入れてもらえず、人間関係が上手くいっていない人は多いものです。「言い方の大切さ」を学ぶことは、生きていく上で重要ですよね。特に「きつい言い方」をする人は、相手に何も言われずに距離を置かれてしまうことが多いので、直したほうがいい部分を指摘できるのは身内くらいかもしれません。

ただし、あまりにきつい言い方をされて傷ついてしまう場合は、親しい人であっても距離を置きましょう。何よりも、自分のことを大切にし、自分が心地よいと思える環境に身を置くことが先決です。絶縁まではしなくても、「仕事が忙しい」など、相手が納得できるような理由を言って会う回数を減らしたほうがいいでしょう。
 

「ひどい言葉を真に受けない人になればいい」は危険

きつい言葉に傷つかない方法として「ひどい言葉を真に受けない人になればいい」というのは、一理ありますが、必ずしも正解ではありません。心が鈍感になることはいいことではないし、表面的には気にしていないつもりでも、心の奥底では深く傷ついてしまっている可能性があるからです。

「ひどい言葉に対して、真に受けない人」を目指してしまうと、「相手の言葉に傷つかなくなる」よりも、「自分が“傷ついていること”に対して気づかなくなる」ようになってしまいます。自分を誤魔化したり、自分に嘘をついたりする状態が続くと、心の病気につながってしまうこともあります。

嫌なことは嫌だと思っていいのです。きつい言い方をされて平気になることが、大人になるということではありません。もちろん、言い方がきつい相手に対していちいち反論をせず、同じ土俵に乗らない態度をとることは大切ですが、それは「嫌なことをされても、気にならない人間になる」ということではありません。

勤めている職場などは簡単に辞めることができませんが、ただじっと我慢をしたり、諦めたりするのではなく、自分にとって快適な環境になるように知恵を使っていくことは大切です。自分のことを大切にし、守っていくことは、何よりも重要です。

世の中には心無い人は存在します。そういう人に傷つけられないように、色々な手段を使って自分を守っていきましょうね。
 
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