ヤフオク!やPayPayフリマの「商品満足サポート」(画像はヤフーの公式サイトより)

ヤフオク!やPayPayフリマの「商品満足サポート」(画像はヤフーの公式サイトより)

メルカリなどの普及で個人間取引が増える中、購入した商品にダメージがあった、全く違う商品が届いた、サイズが合わなかったなどのトラブルも起きています。

フリマアプリの中には、届いた商品がイメージと違う、サイズが違う場合には購入者側に責任があると考える場合が多く、サポートや補償がされないことも。一方ヤフオク! は、落札者を守る制度「商品満足サポート」があります。9月7日には、サポートの適応範囲を非匿名配送を含むすべての配送方法に拡大したと発表しました。
 

「商品満足サポート」とは?

「商品満足サポート」は、ヤフオク!とPayPayフリマで使えるサポートシステムです。落札(購入)して届いた商品に満足できなかった場合、年に1回1万円分を上限として落札金額の100%と同額をPayPayボーナスで受け取ることができます。
 
「商品満足サポート」をするには条件があります。

<主なサポート条件>
・購入した商品が届き、商品に満足できない
・Yahoo!かんたん決済で代金を支払っている
・出品者から返金されていない
・購入後30日以内である
・Yahoo!ウォレットへの登録
・届いた商品の写真、本人確認書類の提出
※一部対象外となるカテゴリや商品があります
 
これらの条件を満たしていない場合には、サポート対象にはなりません。
 

匿名配送を使わなくてもサポートを受けられる

サポートを拡大(画像はプレスリリースより)

サポートを拡大(画像はプレスリリースより)

商品満足サポートは、以前はヤフネコ!パックやゆうパック、ゆうパケット(おてがる版)といった匿名配送を使った取引のみが対象になっていました。匿名配送を使ってしまうとお互いの連絡先や住所が分からないため、トラブル解決がうまく進められないことがあったからです。購入者が商品を返品したいと思っても、匿名配送だと出品者の住所は分かりません。

もし出品者がずっと住所などを教えない状況が続けば、商品を返品することができず、トラブル解決には至りません。そのため匿名配送を使った取引であればサービスの対象にするとしていました。
 
ところが最近、匿名配送以外の方法でもトラブルが解決しないケースが出てきています。匿名配送以外なので相手の住所や名前なども分かるのですが、出品者が落札者からの連絡を無視してしまう、などのケースです。そうなった場合、購入者を守る必要があり、今回のサービス拡充に至ったのです。
 

ヤフオク!では匿名配送以外も使えるからサービス拡充へ

ヤフネコ!パックやゆうパック、ゆうパケット(おてがる版)は匿名配送に対応しています。PayPayフリマの場合には配送方法はこの2つに絞られているため、サービスの対象となっていました。

ヤフオク!の場合には匿名配送が使える上記の方法もあるのですが、それ以外に定形外郵便やレターパックなども使えます。特に定形外郵便は送料が安いこともあって、使う人も少なくないのです。こういった匿名配送が使える方法以外を利用するユーザのトラブルが増えてきていることもあり、今回ヤフオクは匿名配送以外でもサービスが使えるように拡充したというわけです。
 

申請の仕方

商品安心サポートを受けるには、審査に通らなければなりません。まずは申請をする必要がありますので、そのやり方を解説します。
 
1. 商品満足サポートに申請(1次審査申請)(購入者が対応)
購入後30日以内に申請フォームに商品IDを入力します。
その際、購入した時のYahoo! JAPAN IDが必要です。
 
2. 1次審査(Yahoo! JAPANが対応)
申請した内容をYahoo! JAPANで確認。1~2週間以上(目安)時間がかかることもあります。
 
3. メール送信(Yahoo! JAPANが対応)
1次審査に通過すると、メールが送られてきます。
 
4. 2次審査申請
10日以内にURLにアクセスして、2次審査申請フォームに商品の写真と運転免許証など本人確認書類などの必要事項を登録、送信します。商品の写真は、購入者の手元にある商品を撮影したものです。
 
5. 2次審査~審査通過後(Yahoo! JAPANが対応)
申請した内容をYahoo! JAPANで確認します。1~2週間以上(目安)かかることもあります。2次審査に通過するとメールが送られてくるので、メール送信日から最短で2日後に、購入金額の100%相当と同額がPayPayボーナスで付与されます(1万円相当まで)。
 

商品満足サポートを申請される出品者にも対応

購入者が商品満足サポートを申請しても、出品者に通知されることはありません。そのため出品者は自分が出品した商品に対して、そのようなことが起きているとは知らない状態です。でも、同じ出品者が出品した商品に何度も申請がされるということは、出品者にも何らかの問題があると考えることもできます。意図的に商品説明と違うような商品を送ったり、悪意を持って出品をしている可能性もあります。

そのような悪質な場合にはアカウントの利用停止措置などがされることもあります。また悪意があまりない場合でも、商品満足サポートの申請が一定条件に足した場合には、出品者に対して注意喚起がされることもあります。
 
本来ならば、商品満足サポートの審査を受けるような商品を出品したり、商品の説明が不足しているなど、出品の仕方に問題があるようなことはしないのが理想です。出品者は、出品するときに商品の説明が足りているのか、間違っていないのかなどを確認する必要がありますし、落札者も入札前に出品者の評価を見たり、商品に関してわからないことは質問するなど、ある程度注意しながら入札する必要があります。

出品者と購入者の両方がちょっとずつ気をつけながら取引を行うことが、トラブル防止につながってきます。
 
 
参考:商品満足サポート

 
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