冷蔵庫の製氷機の掃除方法
目に見えて汚れることもないため、掃除するのを忘れがちな冷蔵庫の製氷機。しかし氷として口に入るものを作る場所のため、やはり衛生面には気を配りたい場所でもあります。清潔に使うための製氷機の掃除の仕方や頻度とは? 今回はクエン酸や100均グッズを使った製氷機の掃除の仕方をご紹介します。
給水タンクは毎回洗う
氷を作るための水を入れておく給水タンクは、冷蔵庫の中に雑菌がいる可能性もあり、また手にもって給水するという作業途中で汚れがついてしまう可能性もあります。給水するたびにザッとでもよいので食器洗い用の洗剤とスポンジで洗うのが理想的です。さらに1~2カ月に一度は使い細かい溝の部分などもブラシなどでしっかり洗うようにします。フィルターの部分は交換頻度や掃除の仕方がメーカーによって違ってくるため、取り扱い説明書を見て確認してください。
給水タンクをセットする場所の周辺も2~3カ月に一度は、冷蔵庫用クリーナーやキッチンペーパーに消毒用アルコールを吹き付けたものでよく拭き取るようにしましょう。
製氷機はクエン酸を使って掃除! 100均の専用洗浄剤も便利
製氷機の掃除にはクエン酸を使います。クエン酸を溶いた水は無色のため、分かりやすくするために食紅を加える方法もありますが、掃除をする役割を果たすのはクエン酸になります。クエン酸と食紅を使って製氷機を洗浄するときの分量は以下が目安です。
- 水300ml
- クエン酸大さじ
- 食紅小さじ1
製氷機の掃除のためにクエン酸や食紅を用意するのは手間がかかると思われるかもしれませんが、最近はドラッグストアや100円ショップでもクエン酸と食紅がセットになった製氷機専用洗浄剤を購入することができます。
【製氷機の掃除手順】
1. 既に氷ができている場合は、貯氷ケースを空にします。氷を冷凍対応の食品保存容器などに入れ、冷凍室の他のエリアに入れておきましょう。
2. 製氷機についているフィルターは必ず外します。
3. 給水タンクに水300mlと洗浄剤1回分(もしくはクエン酸大さじ1と食紅小さじ1)を入れてよく混ぜてからセットします。
4. 暫くして色がついた氷が出てきたら捨てます。
5. 給水タンクの洗浄剤がなくなったら給水タンクをよく洗い、水道水を入れてすすぎのための製氷をします。
6. 1~2回すすぎのための製氷をし、できた氷は捨てて、製氷機の掃除は完了です。
貯氷ケースも定期的に洗う
できあがった氷を貯めておく貯氷ケースも2~3カ月に一度は食器洗い用洗剤を使い洗って清潔に保ちましょう。製氷機は口に入れるものを作る場所のため、いつでも清潔にしておきたいですね。ご紹介したように製氷機掃除用の洗浄剤も売られていますので、手間なく掃除することが可能です。ぜひお試しください。