フレンチトーストを作るための専用ツール

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家事問屋「フレンチバット(蓋付き)」2420円(税込)。食パン1枚がちょうど入るバットなので、卵液を入れてパンを浸すだけで準備完了。

いつの間にか日本は、パンが大好きな国になってしまったようで、おいしいトーストが焼ける高級オーブントースターがベストセラーになり、高級食パンの店に行列ができて、ホットサンドがブームになり、イタリアの菓子パンであるマリトッツォが売れるといった状況です。フレンチトーストも、専門店には行列ができていたり整理券が配られていたりすることもあるなど大人気です。
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卵液に浸けて、1~2時間ほど置いてからひっくり返し、さらに数時間。蓋付きなので、そのまま冷蔵庫に入れることもできる。

家事問屋の「フレンチバット」のような、フレンチトーストを作るための専用ツールが登場したのも、そういう状況を背景にしたものなのでしょう。

フレンチトースト自体は、それこそ、60年前くらいに日本でブームが起きたくらいの、もはや定番といってもいいメニューで、筆者も子どもの頃から大好きな、いっそ、お袋の味と言ってもいいくらい身近なものです。ホットサンドメーカーも最初のブームは50年くらい前ですから、何となく、流行が一回りしたような気もします。

そんな中で登場した、この「フレンチバット」は、フレンチトーストをおいしく食べるツールであると同時に、フレンチトーストをより身近に、気軽に食べられるようにするためのツールになっているのが新しいところ。
 

浸け置きから焼き上がりまでひとつのバットで

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オーブントースターに入れて片面10分、ひっくり返して10分ででき上がり。焼き上がるまで放っておけるのがうれしい。

見た目は、食パン1枚分の大きさのバットです。実際、フレンチトーストは食パンを卵液に浸して作るので、バットは必須アイテムなのですが、この製品は、食パン1枚ぴったりの大きさなので、卵液を余分に作らないで済むというのがひとつのポイントになっているのです。そして、バットごとオーブントースターに入れて焼くという製品なのです。
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焼き上がったところ。焦げ具合などは、何度か試行錯誤して好みの焼き加減になるオーブントースターの設定を見つけよう。

まず、フレントバットの内側に薄くバターを塗って、卵液を注ぎ入れたら、そこにパンを浸します。フレンチトーストをおいしく作る秘訣のひとつは、じっくりと卵液をパンに吸わせることです。

なので、浸したら、付属の蓋をして冷蔵庫に入れておきます。2時間くらい置いたら、パンをひっくり返して、また冷蔵庫に。そのまま一晩置いて、翌朝、蓋を外して、バットごとオーブントースターや魚焼きグリルに入れて、弱火で片面10分、ひっくり返して、もう10分焼けばでき上がり。

この、卵液に浸すところから焼き上げるまで、このバットひとつで完結することと、焼いている間、放っておけることが、この製品の何よりのポイント。フレンチトーストを焼きながら、スープを作ったり、コーヒーを淹れたりできるのは、朝食の用意をとても楽にしてくれます。

我が家では、奥さんが前の晩に仕込んでおいてくれるので、私は起きたらオーブントースターに入れるだけ。好みはじっくり焼くスタイルなので、片面15分くらいかけますが、その間にコーヒーを淹れて1杯飲んで、着替えて、2杯目を準備したりするので、時間的には、ちょうどいいのです。
 

朝食にフレンチトーストは悪くない

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でき上がったフレンチトースト。私はメイプルシロップは使わず、バターを塗って食べるのが好き。

パンは6枚切か4枚切がちょうどいいと思いました。卵液は、家事問屋さんによると6枚切食パン1枚あたり、卵1個、牛乳50ml、砂糖小さじ2杯がベストということです。

フレンチトーストを1カ月にどれくらい食べるのか、専用ツールが必要なのか、という問題はありますが(私も最初はそう思っていましたが)、これは場所を取らないし、あると、案外使うものです。

筆者は2週間に1度は食べている感じです。それには、おいしい食パンが手に入りやすくなったけど、うっかり食べ切らずに、固くなってしまったという事情もあったりするのですが、固くなった食パンを甦らせるのにも、フレンチトーストはいいメニューだと思うのです。
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