暑い夏を快適に！無印で大人気の「夏用スリッパ」3足を履き比べ

夏の自宅をもっと快適に！ 無印良品の夏用スリッパを履き比べ

自宅にいる時間が長くなり、暑い夏を快適に過ごせるアイテムが人気です。なかでも年々進化を続けているのが、無印良品の夏用スリッパ。今回は3足の前あきスリッパを実際に使って、履き心地を比べてみました。
 

職人さんの手作業なのに驚くほどリーズナブル

インドの職人さんが組みひもを縫い合わせて、ひとつひとつ手作業で作り上げたという「インド綿ルームサンダル」。さらっとした触り心地と、足にフィットしそうな柔らかさ。ちょっと大きめの作りかと思いましたが、実際履いてみると普段23cmの私でもMサイズ（23.5～25cm）でぴったりでした。
 

■さらっとした履き心地。足がムレない快適感♪

実際に数日履いてみましたが、とにかく足を入れた時のさらっとした感触が気持ち良くて。汗を吸いやすい素材なので足裏もさらさらで、まるでラグの上を歩いているような履き心地。パタパタという足音がしないのも、マンション住まいには嬉しいポイントです。

ただ注意点としては、さらっとしているが故にフローリングでは滑りやすいという点。履き慣れてしまえば問題ないのですが、念のため妊婦さんや年配の方は少し気をつけた方がいいかもしれません。

 

■汚れたらネットに入れて洗濯できる

汗を吸いやすく柔らかい履き心地ということは、汚れやすいというデメリットもあります。確かに1週間使うと、底面は若干グレーがかってきました。でも汚れてきたら洗濯用ネットに入れて洗濯機で洗うことができます。

とはいえ使用感が出やすい素材なので来年も履き続けられるかはわかりませんが、ワンシーズン清潔な状態で使い続けられて599円というのはかなり魅力的です。

DATA／インド綿ルームサンダル・前あき　599円（税込）

 

編み方がオシャレ！ ふわっとした履き心地の「マライ草」

2足目は、中板に天然草木の「マライ草」を使った前あきスリッパ。い草とどちらにしようか悩みましたが、使うほどに飴色に変化するというところや、和風インテリアにも洋風インテリアにも合う雰囲気が魅力的でこちらにしてみました。

■蒸れない！ ふわっとした履き心地で耐久性も抜群

こちらも素足で履くと気持ちがいい夏向けスリッパ。マライ草のおかげで蒸れることなく、肌触りもさらっとしています。独特の編み方もオシャレなので、履いていない時もテンションが上がります。

■滑り止め付きで耐久性も抜群

底材はポリエチレンで汚れにくく滑りにくい仕様になっているので、来客用のスリッパとしても重宝します。型崩れしにくいので、長持ちするのもメリットです。汚れた時は洗剤を薄めてタオルにつけて叩くように拭き取り、水に濡らしたタオルで拭き取ればOKです。

DATA／マライ草スリッパ・前あき　1490円（税込）

 

ゴワゴワ感が気持ちいい！ 麻パイルの前開きスリッパ

最後の1足は、シャリ感と吸湿性のある麻素材を使ったスリッパ。麻の特長を生かすために、パイルに織りあげてあるのが特徴です。甲の裏までパイルなので、裸足で履くとシャリッと感がハンパないです。
 

■甲が当たる部分までシャリッと感

足裏はもちろん、足の甲が当たる部分もパイル地になっているのがポイント。足が触れる部分が全てシャリッとした触り心地なので、肌との接点を少なくしたい真夏でも気持ち良く履いていられそうです。

これも素足で履くのが気持ち良いスリッパなので、洗濯機で洗えるのは嬉しいですね。洗濯ネットを使わないと洗濯槽から飛び出ることがあるので、本体を水に沈めてから洗濯を行ってください。

 ■使い続けるうちにどんどん履きやすくなる一足

履き始めはシャリッと硬めの質感なので、柔らかい質感が好きな人には不向きなスリッパかもしれません。でも使い続けるうちに馴染んでどんどん履きやすくなっていきます。それがまた愛着が増す一因かもしれませんね。

DATA／麻パイルスリッパ・前あき　1490円（税込）

 

スリッパは自分の好みで。揃っている必要はない

個人的には、この3足の中ではインド綿のスリッパの履き心地が一番好きでした。値段がリーズナブルなのも嬉しいポイントです。でも自分の好みと家族全員の好みは違いますよね。

来客用のスリッパは素材やデザインを揃えた方がいいと思いますが、家族が使うスリッパは自分の好みのものを使うのが一番だと思います。特に自宅にいる時間が長い今、暑い夏を少しでも快適に過ごせるアイテムはストレスフリーのポイント。ぜひいろいろ試して、好みの1足を見つけてくださいね。