良い日傘は確実に体感温度を下げる

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クニルプス「T.220RS」8500円(税抜)

日傘が、単に日陰を作るだけの道具だと思ったら大間違いだということを私に教えてくれたのが、Knirps(以下、クニルプス)の晴雨兼用折り畳み傘「T.220RS」8500円(税抜)です。

この傘は、雨傘としての機能はそのままに、傘の裏地に遮熱、遮光の機能がある生地を使用。
もともと、クニルプスのTシリーズの傘にはUVカットの機能が備わっているので、従来のモデルでも十分に日傘として使えます。そこにわざわざ、晴雨兼用の傘を投入した意味がよく分からなかったのですが、この「T.220RS」を陽射しの強い日に開いた瞬間、体感温度がスッと下がって、本当にビックリしたのです。
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色は左からソリッドブルー、ストライププリント、チェックグレイの3色がある。

遮光、遮熱といった効果は、ある程度閉じた空間でないと意味がないと思っていたのですが、単に陽射しを遮るのと、そこに遮光遮熱効果が加わるのとでは、大きな違いがあることを実感したわけです。同時期に別の、よりコンパクトで安価な遮光遮熱効果をうたった傘も使ってみたのですが、効果は明らかに違いました。

「T.220RS」は、一般の傘に比べて、生地がかなり厚手で、その分、遮光遮熱機能のない「T.220」と比べて約35gも重くなっています。それが涼しさにつながっているようなのです。
 

「折り畳み傘の元祖」が作る高機能日傘

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傘を開くと、内部は表面とは違いグレーになっている。この二層構造が高い遮光・遮熱効果の秘密。

実際、「T.220RS」の中はかなり暗く感じます。これは、一般の日傘に比べても上部からの光をより多く遮っているということなのでしょう。傘でも遮光カーテンを閉めた部屋のような効果があることにまず驚きました。そして遮熱の効果も、体感温度で感じるほどなのですから、35gの差はとても大きいのでしょう。

また、傘を畳んで、収納する際も、生地の厚みの違いはハッキリ感じます。UVカットだけではない、夏を快適に過ごすためのツールとしての日傘を、ビジネスマン向きに作るというのが、傘専門メーカーとしての矜持なのでしょう。
 

折り畳み傘としての基本性能の高さ

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赤い開閉ボタンがクニルプスの目印。畳んだ傘を留めるベルトが太いのも、使いやすさに対するこだわりの表れ。

もともと世界で最初に折り畳み傘を開発し、ドイツでは傘の代名詞にもなっているクニルプスの折り畳み傘は、雨用の傘としてもとても良くできた、名品の名に恥じない製品です。

ワンタッチで開閉できて、メインシャフトを縮める際にもシャフトが飛び出すことがない安全なシステムや、グラスファイバー製の親骨とアルミニウムの支骨、樹脂製ジョイントを組み合わせた耐風にも優れた柔軟性と耐久性、パーツの全てを自社で設計している独自性などなど、ドイツのクラフトマンシップが凝縮したような製品なのです。その信頼性と動作の安定性、強風への耐性の高さは、長年クニルプスの傘を使っている私は身にしみて知っています。

そのクニルプスが、ようやく「ビジネスマン」向けに、ハイスペックな日傘を出した意味が重要だと思うのです。つまり「そろそろみんな日傘さそうよ」ということでしょう。ゲリラ豪雨などもあって、今や折り畳み傘は常に持ち歩いても良いかもと思えるほどの道具になっています。特に夏場は手放せません。

どうせ持っているのなら、晴れた日にもさせば良いのです。男性には日傘に抵抗がある人も多いようですが、実際に日傘をさして歩いていても、もはや奇異の目で見られることなんてありません。むしろ「この陽射しならさすよね」という好意的なまなざしさえ感じます(個人の感想です)。とにかく一度日傘を使ってみてください。その快適さは、ちょっと想像を超えますよ。

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