そんな中、旧知の友人から恋人へと進展しているカップルが増えているとのこと。コロナ禍において恋愛が始まるプロセスと理由について、分析してみました。
「人恋しさ」から始まる恋もある
旧知の友人なら、自宅に招いてゆっくり会うこともできる
会う回数が増えればおのずと連絡する回数も増え、より親しくなります。それが異性ならば、これまで「ただの友達」としか思っていなかった相手に対し、恋心が芽生えるのも自然なことではないでしょうか。
コロナ禍になって以来、生活全般において人と接する回数が減りました。テレワークになった人などは特に、日常的に人と接する機会が少なくなっています。自由に人と会うことが難しいぶん、リアルで会える友達は貴重な存在。気心が知れているからこそ、恋が芽生えたら進展は早いでしょう。
コロナで浮き彫りになった「接触」の意味
「会えなくてもネットで話せるし」。それで満足できるならば、コロナ禍でも寂しくないですね。だけど人恋しさというのは、会話で埋められるものではありません。「三密を避けよう」。このスローガンにより、我々は「日常的なスキンシップ」について、改めて考えさせられました。握手する、肩を叩いて励ます、じゃれあう、ハイタッチする、ハグをするなど、仲のいい相手と軽いスキンシップをする機会が、これまではたくさんありました。だけど今は、恋人や家族でもない限り、お互いを思いやる意味で触れ合いを避けています。あるいは肘やつま先を合わせるなど「迷惑にならない程度のスキンシップ」に置き換えています。
何気なくやっていた軽いスキンシップさえ許されなくなると、人は漠然と寂しさを覚えるもの。自粛期間中、犬や猫といった「抱っこできる(体温を感じられる)ペット」の需要が伸びたことも、スキンシップを求める気持ちの表れでしょう。
心細いときほど、誰かの体温を感じることは安心感につながります。心を許した恋人とのスキンシップほど癒されるものはありません。夜の街も自粛ムード。孤独を紛らわせる手段が減ってしまった昨今、シングルの人は、改めて寂しさや人恋しさを自覚したのではないでしょうか。
触れ合うのが難しいからこそ、心を深く繋げよう
コロナ禍のデートは、風通しのいいおおm
気軽なスキンシップが自由にできなくなったからこそ、好きな人とは「心」を繋げられるよう意識したいもの。会う回数が少なくても、今はLINEやZoomで顔を見たり会話することができます。そこで「会いたい」「触れたい」気持ちをつのらせ、次に会える日を心待ちにすればいいのです。
コロナ禍では、遠距離恋愛同様、わずかなコミュニケーションを積み重ねることが大切。あとは日中の屋外やどちらかの部屋など「感染リスクの少ないデートプラン」を立て、リアルでも会えるよう工夫しましょう。
こんな時期だからこそ、お互い「会いたい」と思い実現できる友人は大切な存在。恋愛感情が迷惑になるような関係ならば、コロナのリスクを負ってまで会わないと筆者は想像します。手を繋ぐなどのスキンシップまで許しているならば、恋人に進展するのは時間の問題。勇気を出して「好き」を伝えましょうね!