桐谷広人:1949年広島県出身、将棋棋士・投資家。日本テレビ系のバラエティ番組『月曜から夜ふかし』で現金を使わず、株主優待のみで生活をする姿が話題になった。現在はテレビ、雑誌、書籍などで幅広く活躍。『桐谷さんの株主優待のススメ』など著書多数。
山口京子:1966年名古屋出身、ファイナンシャルプランナー。All About家計簿・家計管理ガイド。大学在学中からテレビ・ラジオに出演。卒業後はフリーアナウンサーに。お金好きが高じてファイナンシャルプランナーの資格取得。テレビ、ラジオ、セミナーで活動中。『なまけものが得をする ワンコインつみたて投資術』など著書多数。
カタログギフトがもらえるおすすめの優待銘柄
桐谷:カタログをくれる企業で利回りが高い企業があります。例えば、VTホールディングス<7593>という企業がありまして、これは今1株400円ほどなんですけども、1000株持つと、5000円のカタログギフトがもらえます。これがすごく分厚い本で来まして、けっこういろいろな物が選べます。食品でいいのは、KDDI<9433>がけっこう人気ですね。これは今買うと100株で35万円くらいしますが、配当も3%以上ありますし、3000円の食品のカタログが優待になります。さらに、5年以上持つと5000円にグレードアップするという。各地の名産品から選ぶことができておすすめです。
山口:配当と優待で利回り4%ぐらいですか?
桐谷:もちろん4%以上はありますね。
あとはエクセディ<7278>とか……これは今高くなっているかな。株価というのは常に変動します。最近、日経平均株価が3万円くらいになったりと、急激に上がっているときは、利回りが4%もない銘柄もあったりしますね。
日本管財<9728>という企業も、年に2回優待がもらえまして、小冊子の2000円のカタログです。これは20万円くらいで株主になれて、品物はそんなに多くないんですが、年に2回もらえるというのはいいですね。
あと、ベネッセホールディングス<9783>もいいですね。ベネッセホールディングスは何年か前に不祥事で(株価が)下がったんですけど、年2回カタログギフトがもらえて、利回りも結構高いです。
このように、ネットから選んだり、分厚い本から選んだり、小冊子から選んだり、あるいは1枚の紙に8つの選択肢がある中から選んだり……商品を選べる系の優待がある企業は数百社程度あると思うので、巣ごもりにとっては非常にいいですね。
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※記事の情報は取材日(2021年4月6日)時点の情報になります ※記事の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性、利用者にとっての有用性を保証するものではありません。当社及び関係者は一切の責任を負わないものとします。投資判断はご自身の責任でお願いします