人間関係

どうしても避けられない時がある!?「嫌いな人」と付き合う4つの方法

基本、相性の悪い人とは、関わらないに越したことはありませんが、それなりには関わらなくてはいけないこともあるものです。そんな“嫌いな人”と上手に付き合う方法をお伝えします。

ひかり

執筆者:ひかり

恋愛・人間関係ガイド

嫌いな人と関わらなくてはいけない時、どうすればいい?

嫌いな人

基本、相性の悪い人とは、関わらないに越したことはありません。でも、仕事でのつながりがあったり、親戚であったり、子供の友達の親だったりする場合は、それなりには関わらなくてはいけないこともあるものです。

そんな“嫌いな人”と上手に付き合う方法は何でしょうか?

 

“嫌いな人”と付き合う方法1:できるだけ近づかない

基本、誰とでも仲良くなれたら素敵なことですが、どうしても気が合わない相手とは、自分だけではなく、相手のためにも、関わらないほうがいいことはあります。双方で不愉快な思いをしたり、場合によっては喧嘩になったりしてしまうこともありますしね。

だから、もし嫌いな人が同じ空間にいても、いることを“気づかないふり”ができる状況であれば、気づいていないことにしたほうが、相手もほっとしていることでしょう。

特に「感情が顔に出やすい人」は、相手にも充分伝わるほどに嫌な顔をしてしまいがち。だから、もし苦手な人と連絡をとらなくてはいけないときは、極力、メールや電話で淡々とやり取りを済ませたほうがいいこともあるでしょう。

本来は、“どんな人とも話し合えば分かり合える精神”で、面と向かってきちんと話ができればいいものですが、残念ながら、世の中には色々な人がいます。話が通じない人もいます。だから、そんな相手と関わらなくてはいけないときは、“そこそこ&ほどほど”にしたほうが、現実的にいいこともあるものなんですよね。

 

“嫌いな人”と付き合う方法2:挨拶は丁寧に、でも必要最低限の会話で済ます

嫌いな人であればあるほど、「自分が嫌っていること」はバレないように丁寧な態度をとることが大切。そうでなければ、関係はどんどん悪化していってしまいますしね。だから、相手と会ったときは、笑顔で感じよく挨拶をすることは重要です。

大概、人というのは、よほど鈍感でない限り、「相手が自分のことを好きかどうか」というのは、微妙に感じるものです。だからこそ、挨拶などは丁寧にすることで、相手に「嫌われていると思っているのは、自分の勘違いかもしれない」と思わせることができることもあるのです。

ただし、苦手な相手との会話が長引くと、本心が隠しきれなくなることもあるので、意識的に、短い会話で済ませるようにしましょう。

どんなに嫌いでも、無視をするのはあからさますぎて大人げがないので、やめましょう。

 

“嫌いな人”と付き合う方法3:会っているときは「無心」を心がける

嫌いな相手と話をしなければいけないときは、「無心」になることが大切です。自分の感情を押し殺し、淡々と対応したほうがいいのです。感情をコントロールできる状態でいるためにも、嫌いな人とは「疲れている時」「心に余裕がない時」は、極力会わないようにすることもポイントです。

問題の多い相手ほど、自己主張が激しく、「自分の思いを分かってほしい」という感情が強いので、できることなら、相手の話をきちんと聞きつつ、頭にくるような言い分は聞き流すようにすると、相手に「自分のことを分かってくれるいい人だ」という印象を与え、その場を乗り切れることは多いでしょう。

仲良くなりたい相手の場合は、腹を割って話し合い、自分の本音も伝え、理解を深めたほうがいいですが、そうでない相手なのであれば、自分のことを理解してもらう必要はないこともあります。それくらい“クール”に、相手との関係を考えたほうがいいでしょう。

ただし、なにか解決しなくてはいけない問題が起こっている場合は、自分の意見をきちんと言わなくてはいけないこともあるので、このやり方は、ケースバイケースではあります。

 

“嫌いな人”と付き合う方法4:ゲーム感覚で「相手のいいところを探す」

これは難易度の高い方法ではありますが、ゲーム感覚で「相手のいいところを探す」というのをしてみてもいいでしょう。ただし、難問なので、見つからなくても構いません。

でも、「100%の悪人」というのは、めったに存在しないので、なにかしらいいところはあるかもしれません。例えば、人間には厳しいけど、動物には優しいとか(笑)。

少しでも相手に好感を抱けるようになると、それを相手も感じ取ることが多いので、少しは仲良くなれることもあるでしょう。というのも、そもそも“自分が相手を嫌いだという思い”が、相手に伝わっているから、うまくいっていないところも多々あるからです。

さらに言えば、「嫌いだった相手と仲良くなるパターン」というのも、少なくありません。結局、お互いに相手のことをきちんと理解していないからこそ、誤解し合っていることもあるのです。だから、嫌いな相手であるほど、理解するように試みたほうがいいこともあるのです。

多くの人が、「自分のことを理解してくれて、味方になってくれる人」のことを好きになります。自分が相手にとってそういう人になったら、逆に相手も自分に対して、同じように良き理解者になってくれることもあるかもしれません。

多くの嫌い合っている人たちは、「相手のことをきちんと理解しないまま、敵だとみなしている」からうまくいかないことも少なくないのです。

ここまで、「嫌いな人との関わり方」について4つ紹介しました。嫌いな理由は、人によって違うでしょうが、大人になればなるほど、嫌いな人と喧嘩している場合ではないので、極力、関わらないようにして、それでも会わなくてはいけないときは、“大人の対応”を心がけましょうね。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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