■業務スーパーの牛すじ冷凍「牛赤身スジ肉」の下処理&レシピを解説
時々、いつもより少しだけ手間をかけた煮込み料理を食べたいと思うことがあります。お肉を主役にしたいなら牛スジを使うのがおすすめ。食べ応えがあるだけでなく、一緒に煮こむ野菜やスープにもコクと旨味がたっぷり感じられます。そんな牛スジをどこでお得に購入できるかというと、やっぱり業務スーパー。業務スーパーの冷凍「牛赤身スジ肉」なら気軽に本格煮込み料理が作れますよ。
■業務スーパー「牛赤身スジ肉」とは?
牛すじとは、牛のアキレス腱、腱のついた肉のことで、広義ではすじの入った肉の全般を指し、横隔膜などを含むこともあります。そのまま食べると特有の臭いがあり、肉質は固めですが、下処理をして長時間煮込むとトロトロの食感を楽しめます。業務スーパーの「牛赤身スジ肉」は詳しい部位は書かれていませんが、 白い部分が多く脂ののったお肉がたっぷりついているようにみえますね。詳細を見てみましょう。
業務スーパー「牛赤身スジ肉」はたっぷり1kg!100gあたり107円(税込)
内容は1kg。ボリュームがあるので冷凍庫でかなりかさばります。最新の市場価格は998円(税抜)なので、1077円(税込)です。2021年頃は価格は798円だったので値上げしました。それでも1kgたっぷりの量なのでお手頃な価格だと思います。100gあたりの価格は約107円(税込)です。
業務スーパー「牛赤身スジ肉」のカロリーは意外と少ない!?
業務スーパーの「牛赤身スジ肉」に栄養表示はないので、正確なカロリーや脂肪分は分かりません。調べてみたところ、牛すじの100gあたりのエネルギーは155kcalで脂質は4.9g。脂ののったお肉がたっぷりついているので、意外とカロリーが低くて驚きました。業務スーパー「牛赤身スジ肉」の賞味期限
冷凍品のため、賞味期限は購入からおよそ1年後でした。家庭用冷凍庫での保存の場合、温度変化が大きくなります。また、開封後は冷凍保存とはいえできるだけ早く消費することを心がけましょう。■業務スーパー「牛赤身スジ肉」の下処理! 1時間以上ボイルして柔らかく
業務スーパーの「牛赤身スジ肉」に限らず、牛すじは、そのまま料理に使うと臭みが気になりやすく、しっかり下処理しないと「固くてまずい…」ということになりかねません。私がパッケージ裏の「お召し上がり方」を参考に行った下処理の方法をご紹介します。
<「牛赤身スジ肉」下処理の仕方>
1.洗った「牛赤身スジ肉」を鍋に入れます。
2.薄切りのしょうが1かけと一緒に、肉がひたひたに被るくらい水を入れて中火にかけます。
3.沸騰したら弱火にし、あくを取りながら約1時間煮て、鍋のお湯を捨てます。
1.洗った「牛赤身スジ肉」を鍋に入れます。
2.薄切りのしょうが1かけと一緒に、肉がひたひたに被るくらい水を入れて中火にかけます。
3.沸騰したら弱火にし、あくを取りながら約1時間煮て、鍋のお湯を捨てます。
実際に1時間茹でてみましたが、個人的にはもう少し柔らかくてもよかったかなと思ったので、柔かくするには1時間半以上、ボイルしたほうがいいです。しょうがは臭みをとるために入れました。白ネギの青い部分を入れて煮込むのと、もっといいと思います。
下茹ですると白い部分と赤身が外れてお肉が小さくなるように見えるのと、下処理に時間がかかるのはネックかもしれません。私は、時間があるときにまとめて下処理をしてから冷凍し、さまざまな料理に使っています。
下処理が面倒な場合、業務スーパーで販売されている「牛ボイルすじカット」という商品がおすすめです。すでに食べやすい大きさにカットされた冷凍の牛すじ肉で、下処理や下茹での必要がありません。下味も付けてあるので、軽く煮込むだけで食べられます。内容量は500gで、価格は645円(税込)くらいで販売されているそうで、「牛赤身スジ肉」のほうがgあたりの価格はお得です。
DATA
業務スーパー┃大志プラン「牛ボイルすじカット」
■業務スーパーの「牛赤身スジ肉」はまずい? 評判や口コミをチェック
「牛赤身スジ肉」の評判を見てみると、「赤身の部分は少し固めだが、白い部分はプルプル」
「カットしてあるから調理が楽」
「他社製品と比べて1割も値段が安い」
「下茹ですると白い部分が赤身から外れて、お肉のボリューム自体が小さくなった」
などの意見がありました。「カットしてあるから調理が楽」
「他社製品と比べて1割も値段が安い」
「下茹ですると白い部分が赤身から外れて、お肉のボリューム自体が小さくなった」
業務スーパーの「牛赤身スジ肉」をそのまま食べた時の味は「2度美味しい」
業務スーパーの「牛赤身スジ肉」を下処理してからそのまま食べてみると、赤身と脂身の食感については、赤身の部分は少し歯応えがありますが、脂身はプルプル。風味や食感が全然違うからこそ、一緒に食べると美味しいですし、2度美味しいです。ボリュームに関しては、内容量は1kgでも実際食べる量は随分減る印象はありますし、下茹ですると白い部分が赤身から外れます。 茹で方によっても、食感や柔かさ、味の違いがありそうですね。
■業務スーパーの「牛赤身スジ肉」を使ったおすすめレシピ3種類
料理の主役食材「牛赤身スジ肉」を使って、いつもの料理のランクをもう一段上げてみましょう。おすすめのアレンジレシピをご紹介します。1.牛すじカレー
定番の煮込み料理。牛すじの旨味がルーにもしっかり感じられます。一晩寝かせて次の日に食べたらさらに美味しいです。<材料>
下茹でした牛赤身スジ肉 100g
玉ねぎ 半分
人参 半分
じゃがいも 1個
カレールー 半パック
油 適量
らっきょう 2個
下茹でした牛赤身スジ肉 100g
玉ねぎ 半分
人参 半分
じゃがいも 1個
カレールー 半パック
油 適量
らっきょう 2個
<作り方>
1.玉ねぎをくし切りに、人参を半月切りに、じゃがいもを一口大に切ります。
2.それらを油をひいた鍋に入れ、中火で炒めます。
3.玉ねぎが透き通ってきたら、牛すじを加えてさっと炒めます。
4.水を600ml加え、弱火で約30分煮込みます。
5.火を止めてルーを加えて溶かし、10分煮込んだら完成です。
2.ハッシュドビーフ
牛すじと玉ねぎで甘くコクがあるルーに。玉ねぎを茶色くなるまで炒めるとさらにコクが出ます。<材料>
牛すじ 100g
玉ねぎ 1個
エリンギ 2本
油 適量
ハッシュドビーフのルー 半パック
牛すじ 100g
玉ねぎ 1個
エリンギ 2本
油 適量
ハッシュドビーフのルー 半パック
<作り方>
1.玉ねぎを細めのくし切りにし、エリンギを6等分に切ります。
2.玉ねぎを透明になるまで炒めます。
3.牛すじとエリンギを加えてさっと炒めます。
4.水600mlを加えて、あくをとりながら弱火で約40分煮ます。
5.火を止めてルーを入れ、さらに10分火にかけたらできあがり。
3.大根と卵の牛すじ煮込み
卵と大根に牛すじの旨味がたっぷり。濃いめの味が好きな方はさらに30分煮詰めてください。<材料>
牛すじ 100g
卵 2個
大根 約5cm
いとこんにゃく 1パック
しょうゆ 大さじ3
みりん 大さじ3
酒 大さじ2
砂糖 大さじ1
牛すじ 100g
卵 2個
大根 約5cm
いとこんにゃく 1パック
しょうゆ 大さじ3
みりん 大さじ3
酒 大さじ2
砂糖 大さじ1
<作り方>
1.糸こんにゃくに熱湯を回しがけて臭みをとります。
2.牛すじが浸るくらいの水と材料全てを入れ、弱火で約40分煮ます。
3.途中灰汁が出たら取り除きます。
4.卵は時々かき混ぜて全部が色づくようにします。
■業務スーパー「牛赤身スジ肉」のまとめ
業務スーパーの冷凍「牛赤身スジ肉」。少しあるだけでも料理にコクと旨味がプラスされ、豪華な印象にもなります。下処理として、最低1時間から1時間半は下茹でして柔らかくし、余分な脂を落とすのがおすすめです。牛すじをいろいろとアレンジしたい人や、低価格で楽しみたい人にはおすすめです。実際、業務スーパーの「牛赤身スジ肉」を使うことで、料理全体の味は1ランク上がる気がします。ぜひ試してみてくださいね。美味しさ ★★★
アレンジ度 ★★★★
コスパ ★★★
DATA
業務スーパー┃牛赤身スジ肉
内容量:1kg
原産国:オーストラリア
保存方法:-18℃以下で保存してください。
加工者:株式会社ターメルトフーズ
※本品製造工場では、乳、小麦、大豆、豚肉を含む製品を製造しています