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業務スーパーの食パンは天然酵母使用!売り切れ必至の理由は?

業務スーパーの大人気パンが、天然酵母食パン。紹介してくださった川崎さちえさんは買い物に行ったら必ずと言っていいほど買うのだとか。人気の一番の理由は、なんといってもそのお安い値段。コスパ最高なおすすめ商品なのだそうです。バターを塗って食べるだけでもおいしいですが、それ以外にも一工夫で劇的に変わるアレンジレシピを紹介していただきました。幸せな朝ごはんにどうぞ。

川崎 さちえ

執筆者:川崎 さちえ

フリマアプリ・ネットオークションガイド

業務スーパーの天然酵母食パン

業務スーパーの天然酵母食パン


業務スーパーの人気アイテムの1つに、天然酵母食パンがあります。筆者も買い物に行ったら必ずと言っていいほど買うのですが、タイミングが悪いと売り切れになっていることも。その理由は、やはり価格をいい意味で裏切る味でしょう。安くてコスパも良い、美味しい上にアレンジレシピもたくさんあるのです。
 

業務スーパーで買える食パンの種類

業務スーパーには「朝の輝き」「イギリス食パン」など、何種類かの食パンが売っています。これまで筆者はビール酵母パンを買ったことがあります。通常の食パンよりも一回りくらい小さいサイズです。朝食には物足りないかもしれませんが、ちょっとしたおやつにはちょうどいいサイズだと思いました。ちなみにビール酵母を使っていますが、ビールの味がするわけではありません。
 

業務スーパーの天然酵母食パンとは?

業務スーパーの人気の食パンは「天然酵母食パン」です。筆者が通っている業務スーパーでは、入り口近くにパンコーナーがあって、まさにドーンという感じに置かれています。
食パンの横の長さが約25cmほどあるので、存在感はたっぷりです。

 
横幅は約25cm

まずい…とは言わせない。大人気パン。「売っていない」ということもあるかもしれません


天然酵母食パンを作っているのは株式会社神戸物産のグループ会社である、株式会社麦パン工房です。実際に食べてみると、甘味があるなと感じました。ただ菓子パンのような甘さではなくて、ほんのり甘いという程度です。
 

■業務スーパーの天然酵母食パンは値段が安い

天然酵母パンは1.8斤で228円(税抜き)なので、1斤で計算すると約126円です。もしかしたらスーパーの特売の方が安いかもしれませんが、天然酵母を使っている点を考えると、割安ではないでしょうか。それに一度にこれだけの量を買うことができ、しかも好きな厚さにカットができる使い勝手の良さを考えると、228円は安いのかなと感じます。

■業務スーパーの天然酵母食パンの原材料やカロリー・栄養成分

原材料
 
原材料

原材料


天然酵母食パンの原材料は以下の通りです。小麦粉(国内製造)、糖類、ショートニング、加糖練乳、酵母(パン酵母、天然酵母(パネトーネ元種))、食塩、全卵粉末、小麦グルテン、発酵風味料、果汁粉末、マーガリン、植物油脂/甘味料(ソルビトール)、酢酸Na、香料、カロチン色素、(一部に卵・乳成分・小麦・大豆を含む)。酵母100%中、4.7%の天然酵母を使っています。
 
カロリーや栄養成分
 
カロリーや栄養成分

カロリーや栄養成分


天然酵母食パンの100g当たりのエネルギーは、242kcalです。たんぱく質7.1g、脂質3.7g、炭水化物46.3g、食塩相当量1.0gです(推定値)。1斤あたりは約340g。一般的な食パンの6枚切りの厚さだと56g程度、8枚切りの厚さの場合には42gくらいです。
 

業務スーパーの天然酵母食パンの美味しい食べ方・レシピ

ナイフで切らずに手でちぎるのがおすすめ
 
ナイフでカットするよりも手でさくのがおすすめ

ナイフでカットするよりも手でさくのがおすすめ

天然酵母食パンのパッケージには、ナイフでカットするよりもさいた方が食感が良くなって、おいしく食べることができると書かれています。
 
4つの山ができている

4つの山ができている


形が山のようになっているので、そこからだときれいにさくことができます。断面を見てみましょう。
これが手でさいたときの断面。カットする場合とは違い、少しボコボコする箇所もあります。
 
手でさいた時の断面

手でさいたときの断面

ちなみに、山の部分でさくと高さは5~6cmほどになります。
高さ5~6cmほど

高さ5~6cmほど


ナイフでカットした場合との比較です。左が手でさいたとき、右がナイフでカットしたときです。
 
手でさいた場合と、ナイフでカットした場合の比較

手でさいた場合と、ナイフでカットした場合の比較

もしかしたら手でさいた方が断面が粗くなるので、バターなどが染みやすくなるのかもしれません。

■天然酵母パンの美味しい焼きかたは?
 
焼く前の天然酵母食パン

焼く前の天然酵母食パン

筆者はオーブントースターのトーストの機能を使って焼いています。だいたい3分程度でこんがり焼けます。
 
こんがり焼き上がった

こんがり焼き上がった

 

天然酵母パンのアレンジレシピ

■素直にサンドイッチ

材料
野菜:レタス1枚分、パプリカ10g程度
スライスチーズ:1枚(業務スーパーのスライスチーズを使っています)
天然酵母食パン:8枚切りくらいの厚さ2枚
マヨネーズ:適量
 
サンドイッチの材料

サンドイッチの材料

天然酵母食パンにマヨネーズをぬり、チーズ、野菜をサンドします。野菜の水気が多い場合にはキッチンペーパーで吸い取ったり、マヨネーズを多めにぬってパンに水分が入らないようにします。
 
野菜やチーズをサンド

野菜やチーズをサンド

半分にカットして出来上がり。これだけで幸せな朝ごはんになります。
 
完成

完成

天然酵母パンを買ってから日が経ってしまうと、パサパサ感が出てきます。その場合には一度トーストにしてから挟むと、パサパサ感が軽減されて美味しくなります。

 
■たっぷりミートソースのピザ風

材料
豚ひき肉:30g(写真はかなり多くなってしまいました)
冷凍パプリカ:10g(業務スーパー)
天然酵母食パン:手でさける厚さ(5cmくらい)
ケチャップ:大さじ2(業務スーパーのケチャップ)
塩胡椒:適量
マヨネーズ:適量
チーズ:50g(業務スーパーの「ふりかけるちーず」)
 
材料

材料


豚ひき肉とパプリカを炒めます。パプリカは冷凍のままでOK。火が通ったら塩胡椒をしてケチャップで味付けします。
 
豚ひき肉とパプリカを炒める

豚ひき肉とパプリカを炒める

食パンの内側をくり抜きます。四角にナイフを入れた後で、手で取り出すのが一番簡単です。穴が開かないようにそっとパンを取り出します。その後でマヨネーズをぬります。
 
パンの内側をくり抜いて、マヨネーズをぬる

パンの内側をくり抜いて、マヨネーズをぬる

この中に、炒めたひき肉を入れます。

 
パンの穴に炒めたひき肉をいれる

パンの穴に炒めたひき肉を入れる

この上にチーズを載せます。けっこうたっぷりがおいしいです。
 
チーズの量はお好みで

チーズの量はお好みで

トースターで7分くらい焼きました。
 
完成

完成

チーズがとろ~んとしています。パンをそのままパクリと食べるのはサイズ的に難しいので、ナイフとフォークを使った方が食べやすいです。

■実は耳もおいしい!

実は筆者は、パンの内側よりも耳が大好きです!パンの甘味がギュッと詰まっている気がしていて、パンの耳だけ残してもらうようにしています。

材料
天然酵母食パンの耳:6本(本当は8本だったのですが、つまみ食いしてしまいました)
ジャム:大さじ1(業務スーパーのアップルシナモンジャム)
クリームチーズ:大さじ1(業務スーパーのクリームチーズ)

 
パンの耳もおいしい

パンの耳もおいしい

ジャムとクリームチーズの割合を変えながら食べたいので、あえて混ぜません。
 
クリームチーズとジャムを添えて

クリームチーズとジャムを添えて

パンの耳につけていただきます。
 
クリームチーズとジャムの割合はお好みで

クリームチーズとジャムの割合はお好みで

 
■食べきれない場合には冷凍保存もできる

もし食べきれないと思ったら、食べやすい厚さに切って、ラップなどで包んで冷凍保存することができます。冷凍すると乾燥してしまうこともあるので、筆者はラップで包んだ後、フリーザーバッグに入れています。
 

業務スーパーの天然酵母食パンについてまとめ

アレンジ度 ★★★★
美味しさ ★★★★★
コスパ ★★★★

天然酵母食パンは、なんと言ってもその量が魅力です。1回買っておくとトーストからサンドイッチなど、使い道はたくさんあります。時間が経つとさすがにパサパサしてくるので、冷凍したり早めに食べた方が良さそうです。

DATA
業務スーパー┃天然酵母食パン

原材料:小麦粉(国内製造)、糖類、ショートニング、加糖練乳、酵母(パン酵母、天然酵母(パネトーネ元種))、食塩、全卵粉末、小麦グルテン、発酵風味料、果汁粉末、マーガリン、植物油脂/甘味料(ソルビトール)、酢酸Na、香料、カロチン色素、(一部に卵・乳成分・小麦・大豆を含む)
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