エヴァン氏は、食べた人を虜にするその味わいから”チョコレートの魔術師”と称されるほど。その素材にこだわったチョコレートのおいしさは折り紙付きですが、ぜひ一度食べてほしいのは、ショコラティエが作る絶品チョコレートケーキたちです。
芸術品のように美しいチョコレートケーキ
「ジャン=ポール・エヴァン」のチョコレートケーキは、見た目も芸術品のような完成度の高さ。美しく、見ているだけで幸せな気分になるので、どれを購入しようか毎回迷ってしまうほどです。チョコレート自体のおいしさを活かしつつ、ビスキュイやムースの食感や大注目の素材・ピスタチオやフルーツとカカオのマリアージュが楽しめるものなど、季節限定も含めて常時数種類が販売されています。
贅沢に食べ比べ! どれを選ぶ?
今回私が食べ比べたチョコレートケーキは以下の3種類。(写真上から)
■ピラミッド
■グアヤキル
■ドゥジャ ピスターシュ
それぞれの特徴や魅力をご紹介します。
■ピラミッド
パリ・ルーヴル美術館のガラスのピラミッドにオマージュを捧げたという、ピラミッド型のケーキ。チョコレートがつやつやと輝き、サイドに飾られたチョコレートやトップに添えられたピスタチオも美しい見た目。ピスタチオ入りのチョコレート生地とビターなガナッシュが交互にサンドされています。こちらにはコニャックが使われており、食べた瞬間にコニャックの上品な香りが感じられる、洗練された大人な味わいが特徴です。
■グアヤキル
ジャン=ポール・エヴァンの定番とも言える「グアヤキル」。濃厚なショコラムースにカカオが香ばしく、真のチョコレート好きであれば、ぜひとも一度は食べてほしいチョコレートケーキです。
■ドゥジャ ピスターシュ
食べた瞬間からピスタチオの風味が口に広がるチョコレートケーキ。繊細なココアパウダーがかかったトップ、間には少しビターなチョコレートムースとビスキュイが重ねられていて、さまざまな食感が楽しめます。ムースとビスキュイの部分にはヴェネズエラ産のカカオを使用するなど、素材へのこだわりも◎。
とっておきの手土産や自分へのご褒美に優雅なティータイムを楽しんで
フランスでは、ホームパーティの手土産として持参される高級チョコレートですが、日本ではケーキをお持ちすることも多いですよね。ジャン=ポール・エヴァンの高級チョコレートケーキは箱のデザインも洗練されているので、手土産として持参したら、見た目の華やかさにその場が盛り上がること間違いなしです。もちろん、自分のご褒美用に購入しても、満足度の高い優雅なティータイムを過ごすことができますよ。チョコレートケーキ好きな方にぜひおすすめしたい逸品です。
DATA
ジャン=ポール・エヴァン