少しやり方を変えるだけ! 時短につながる「食材保存」の方法
コロナ禍で家族の在宅時間が長くなったり、一人暮らしの人も外食が減ったことにより、家で調理する回数が増え、食事作りに割かれる時間が増えてしまった、というご相談を受けることが増えました。確かに筆者も毎日の調理回数が増えたので、可能な限り時短で調理できるようにしています。今回は、やり方を少し変えるだけで調理の時短につながる、食材の保存方法をご紹介します。
1:「ピザトースト」をセットして冷凍保存しておく
食パンにチーズやベーコン、ピザソース(ケチャップも可)などをセットして、1つずつラップで包んでから冷凍用保存バッグに入れて冷凍しておくと、あとは焼くだけで食べられる状態になります。ホットサンドの場合も同じようにセットして冷凍保存できます。1回作るときに余分に作って冷凍しておけば、面倒と思うことなくできるのではないでしょうか。
食べるときはいつもと同じようにトースターなどで焼くだけなので時短になりますし、調理が苦手な家族も自分でできるようになります。
2:「自家製カット野菜」を作って冷凍保存しておく
スーパーで売っているカット野菜は便利ですが、少し割高ですね。それであれば自分でカット野菜ミックスを作ってしまえばよいのです。カット野菜もわざわざ作る時間をとらなくても、毎回の調理のときに余分にカットしたものを冷凍用保存袋に貯めていけば手間がかからず便利です。数種類の野菜をミックスさせてもよいですし、きのこだけをミックスさせて冷凍保存しておくのも便利に使えます。
3:「スープやみそ汁の具」も余分にカットして冷凍保存
野菜や薄揚げなども、カットしたものを1食分ずつラップで包み、冷凍保存しておくと便利です。使うときは、鍋で温めたお湯の中に入れ、スープの素や味噌をとくだけで時短で汁物が完成します。4:「味噌ボール」もセットして冷凍保存
かつお節と味噌を混ぜて1人分ずつをラップで包んだ「味噌ボール」を冷凍保存しておくのも便利です。前述のみそ汁の具パックと並べて冷凍室に入れておけば、調理の苦手な家族がいても一人で具沢山のみそ汁を作れるようになります。スムージーも一瞬でできる「フルーツセット」の冷凍保存
バナナはすぐに傷んでしまうので冷凍保存している人も多いかと思いますが、そこにその他の冷凍フルーツをミックスして1つの袋に入れておけば、忙しい朝でも簡単にスムージーを作ることができるセットになります。今回ご紹介した内容は、どれもあえて時間をとって作るのではなく、なにか調理をした際に余分にカットして冷凍保存しておくという方法です。こうすれば面倒と思うことなく、作ることができます。カットした状態で保存してあれば、毎回の調理のときも時短でできるので、是非おためしください。
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