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【家電アワード2020】ごはんに還ろう、おうちに帰ろう。

【家電アワード2020 ステイホーム部門参加記事】おうち生活を余儀なくされた2020年、私が最も心を寄せたマイ家電はBALMUDA The Gohanでした。自宅時間が増え、暮らしと食事を見直した結果、基本のごはんが大切という結論に。糖質オフを心がけるなら、ごはんを単なる糖質ではなく「サラダ」同等にすべし。そう、玄米へのシフトだったんです。

河崎 環

執筆者:河崎 環

子育てガイド

「巣ごもり消費」。あの日々、私たちはとてもクリエーティブだった

家電アワード2020

 

2020年初頭から始まった、不穏な足音。それは徐々に私たちの暮らしへ、確実に踏み入って来ました。手を洗う。消毒する。人混みを避ける。外出を控える。外へ出るときはマスクをして、自分以外の誰もに警戒する……。
 
そんな気持ちのありように誰もが陥っていかざるを得なかったのは、相手が「人と人を引き離すことで感染を避けることのできるウィルス」だったからでした。人同士を遠ざけてしまうウィルス。社会が何を必要としているかに理解があり、世界基準では驚かれるほど「不自由や不便に耐性があって寛容な日本人」の私たちは、これは一時期のことだから、いずれは終わることだからと、自分たちの暮らしを変容させました。自分だけでなく家族を、コミュニティを、そして社会を守った。歴史的に疫病とともに生き続けてきた国の民が持つマインドと習慣、それは今回も十分に奏功してきたように思えます。
 
ですから、緊急事態宣言とともに私たちのデフォルトとなった「おうち生活」をいかに楽しく過ごすか、というところに、日本人がみんな笑っちゃうほどの知識と熱意とユーモアを投入して全力で取り組んだのは、「ホント日本人、面白くてアタマおかしくていいよね!(褒め言葉)」って感じなのです。
 
「巣ごもり消費」なんて言葉も与えられましたが、私たちはいかにおうちで美味しいごはんを食べ、おうちでエンタメを楽しみ、日々の運動すらこなし、免疫力を下げることなくアゲアゲで機嫌よく暮らすかということに一切の遠慮躊躇なく取り組みました。
 
たとえば「インスタントの塩ラーメンに粉末クリームシチューを入れて5分待つと至上の贅沢」だなんて、あの時期でなかったらきっと一生知ることのなかった愉悦ですよね!
 
私の場合、自粛期間中にそんな日本人ならではのおうち生活を楽しくしてくれたのは、やっぱり優秀な炊飯器、BALMUDA The Gohanでした。
 

大人が陥りがちな糖質オフ病に罹らずに、ごはんを楽しみたい!

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BALMUDA The Gohan K03A-BK/バルミューダ


おうち生活では、どうしても運動量が減る。それまではジムで習慣的に運動をしていた私にとって、それはわりとキツいことで。「暇も食べ物もあるけどジムはない」生活では、自分の努力で体を動かしていかなければせっかくの筋肉は緩み、体重は増加傾向を示すのみ……!
 
そこで立ち返ったのが、人体の基本でした。「摂取カロリーが消費カロリーをオーバーしなければ、太ることはない」のです。ザッツシンプル!
 
活動量計(FitBitやApple Watchなど)を身につけ、1日の消費カロリーを計測する。一方で、同じアプリ上でその日に口にしたものをマメに記録する。すると、多少の誤差はあってもカロリー収支が自分で管理でき、驚いたことに、自粛生活前は週に4日ジム通いしても食べ物やお酒には無頓着なせいで体重はびくともしなかった私が、まず1ヶ月でストーンと4キロ、負担感ゼロで痩せたのでした。
 
食生活って大事だなぁ……。でも一方で私は、現代のオトナが陥りがちな「糖質オフ病」に自分もまた陥っていることに、イヤーな感じがしていました。ご飯もパンも麺も絶対おいしいし、食事を楽しむなら欠かせないのに、おうちに閉じこもって炭水化物を削って送る人生は味気ない。
 
ならば、脂肪になりにくい方法で炭水化物を摂取しよう。まずは毎日のご飯を満足度も栄養価も高い玄米にしてみよう。そうだ、今使っているBALMUDAのThe Gohanにはおいしく炊けると有名な玄米モードがある!
 

ご飯の国のひとだもの

家電アワード

 

ドキドキしながら褐色の玄米をサッと洗うだけ、浸水の時間を取る必要はなし。外釜と内釜の二重構造を特徴とするThe Gohanは、どっしりとした外釜に200ccの水を入れ、お米と水を入れた内釜をセットします。すると、釜と釜の間に蒸気の釜が現われ、その断熱性でゆっくりじっくりとお米を炊き上げてくれるという仕組み。
 
待つこと約90分。仕上がりは玄米のイメージが覆されるような、外側はプチプチ、中はモチモチの新しい「ごはん」に。玄米ってどうしてもボソボソしているイメージがあったけれど、これなら毎日すすんで食べたい。甘味と粘りの強い白米とは違って玄米は野菜のように楽しめる食感と風味があることに気づき、主食でありながらサラダ感覚も生まれます。納豆や明太子や塩昆布などの「ごはんの友」とのマリアージュも、一通り全部試したくなる。
 
それは、新境地の誕生。BALMUDAは感動を売る会社として有名ですが、The Gohanで炊くプチモチ玄米は、悔しいけれどやっぱり感動クオリティなのでした。
 
そんなわけで、私がおうち生活で偏愛したのは、BALMUDA The Gohan。実は我が家のBALMUDA製品は3つ目で、有名なスチームトースターから入り、電気ケトルを経て、炊飯器へとやってきたのでしたが、一つひとつがデザインも機能も「結果も」気が利いていて、新製品が出ると「今度のあれはどうなんだろう」と気になってしまう、ニクいブランドです。たぶん今のオーブンレンジが壊れたら、それもBALMUDAにしちゃうんだろうなぁ……。
 
でも、BALMUDAのあるキッチンは、絶対に自炊が楽しい。そんなキッチンのある、帰りたくなるおうちはいかがですか。もしおうちの中でお金をかけることができるなら、ぜひThe Gohanの感動を味わってみてほしいのです。

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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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