【1位】Blueair Protect(ブルーエア)
空気清浄機はリビングなどに24時間置かれて見られるものだから、やっぱりデザインが美しいことが必須である。ブルーエアのフラッグシップモデルのデザインが刷新され、ミニマルな北欧デザインに未来っぽさが融合した美しいスチール筐体は、設置面積はA4用紙と同サイズで上部に向かってすぼまる台形タワー型に。スパイラルエアで広範囲に柔らかく風を送り届け、力強くスピーディーに汚染された空気をきれいにする。
0.03μmのウイルスレベルの超微粒子まで除去でき、インフルエンザウイルス(0.08–0.12μm)、 新型コロナウイルス(0.050–0.2μm)なども物理的にキャッチ可能。フィルターに付着した菌やウイルスはイオンチャージや微風乾燥により不活化されるのも安心。
【2位】パワーコードレス MC-SBU840K(パナソニック)
犬や猫の多くのペットユーザーにとって、日々の抜け毛は誰しも大きな悩み。ブラシにからんだ毛をいちいち切ったりするのは面倒なばかりか、油断すると掃除機のブラシが動かなくなってしまうほど。そんなあきらめに近い悩みを一気に解消したのが、「からまないブラシ」を搭載したパワーコードレス。今や日本のペット総数は2000万頭で、15歳未満の子ども数よりも多いと言われているからこそ、その功績は大きい。吸引力もかなり強く、ゴミ発見センサーで見えないゴミまで視覚化してくれるので、特に絨毯や大きなソファやラグなどのある家にはオススメ。
【3位】インテリアから発想した冷蔵庫 R-HWS47KC (日立)
リビングとキッチンが同じ空間で繋がっている多くの現代住宅において、冷蔵庫はもはや機能だけでは選べず、巨大なインテリアとしてデザインを重視しなければならない時代に。インテリアショップのアクタスとコラボレーションにより生み出された冷蔵庫は単にシンプルでミニマムなだけでない。ドアはガラス面をより広く見せるために、周囲の樹脂部品をできる限り細くデザインしたり、ハンドル部品はマットな仕上げにすることで、光の反射によるノイズを抑えながら、手触りがよくなるよう配慮するなど、細部にまでこだわりのデザインを積み重ねることで、上質な心地よさを追求している。もちろん日立の冷蔵庫なので調理家電としての冷蔵庫のような高機能も備わっている。
【4位】G 7000 食器洗い機(ミーレ)
魅せるキッチンを美しく保つにはやっぱりビルトインの食洗機を導入したいが、憧れの上質感と利便性の高い機能をバランス良く込めているがミーレの最新食洗機。洗剤自動投入システム「AutoDos」、アプリから操作可能な「WiFiConn@ct」など革新的な機能を導入し、和食器など様々な形状の食器の収納のためにデザインされたアジア仕様バスケットも採用。スマホのようにタッチやスクロールで直観的な操作が可能なM Touchディスプレイも使いやすい。環境に配慮し消費水量や消費電力量もさらに削減しているところも見逃せない。
【5位】スチームクリーナー SC 3 EasyFix(ケルヒャー)
コロナ禍で目に見えないウイルスや菌にも強く気遣わないといけなかった今シーズン、やっぱり少しでも楽に、手早くスッキリ拭き掃除をしたいと思った人も数多くいるはず。ケルヒャーのスチームクリーナーなら、約30秒で約100℃の高温スチームが連続発射、マルチツールも充実しているので、床面はもちろんのこと、手すりやキッチンのまな板など、万が一目に見えないバクテリアやウイルスが付着していると感染の心配があるようなところも、洗剤を使わず99.99%除菌できる。子どもやペットがいる家庭でも安心して使える。
2020年の家電業界を振り返って
とにかく今年はスティック掃除機の当たり年。軽量でありながらパワフルな吸引力を併せ持つ良品が数多く発売され、ダイソン一強だったスティック市場から選べる市場へと変化した1年だった。家に長時間いることを強いられることが多かった分、部屋の片付けをいつも以上に丁寧にする人が多く、そんな人たちの強い相棒となったことは間違いない。個人的にはシャークのEVOPOWERがオススメ。手軽に掃除ができることはもちろん、メインブラシの性能も高く、何より部屋に置いておいても美しい見た目は他の追随を許さない。古い掃除機で掃除するのが億劫な人には、最新モデルをぜひ手にとってほしい。【関連特集】
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